鉄分強化週間!3日目の水曜日は鉄分たっぷり野菜の代表格、ほうれんそうを使って生パスタを打ちます。(本当は小松菜の方が鉄が多いけれど、野菜パウダーの都合でほうれんそうでやります)
ほうれんそうの生パスタはイタリアンでも定番で、お店で食べたことがあるという人も多いと思います。色もきれいだし、ちょっと土臭いような風味もパスタソースを引き立てて美味しいものです。
今回は平打ちのフェットチーネを打って、色も味もほうれん草パスタに映える鮭のクリームソースと共に食べます。
鉄分摂取量はそう多くなさそうですが、小麦粉だけの麺よりは断然いいはず!
粉はルルロッソ、パスタマシーンはマルカートアトラス
粉はいつも手打ちパスタに使っている北海道産の「ルルロッソ」です。楽天にお店を構える「アルナチュリア北海道のめぐみ」さんで各サイズ取り扱っています。
今日は250gの小分けタイプ(割高)を使いますが、頻繁にパスタを打つご家庭なら2kgがお得です。
ほうれんそうは生ではなく手軽に使えるフリーズドライのパウダー。ルルロッソを買ったのと同じ、アルナチュリア北海道のめぐみさんで買えます。
パスタマシーンはマルカート社のアトラス150です。付属のカッターの太い方を使います。
ほうれんそうパスタを打つ
パウダーを買ったお店にもほうれんそうパスタのレシピが書いているのですが、水やオイルを足すレシピで、私が好きな卵と粉だけの生パスタとちょっと違う感じ。
そのため、普段作っている生パスタの配合にほうれんそうパウダーを足して作っていきます。
材料はルルロッソ250g、卵(LL)2個、ほうれんそうパウダー15g。
ルルロッソとほうれんそうパウダーを合わせ、卵を入れてひとまとまりになるまでこねる。
が、水分が少なくなかなかひとまとまりにならない。そのため水大さじ2を足しています。
粉っぽいところを消していくように入念にこねて、ラップで包んで室温に6時間置きます。
ぼそぼそでも大丈夫、寝かせるとある程度なめらかになるはず……。
うーん、部分的にしっとりしたところもあるが、割ろうとすると崩れる感じ。
これを適当に割って、パスタマシーンのローラーを何度も通してなめらかにする。
が、やっぱり水分が足りなかったのか、ボソボソしている部分がある。
霧吹きで軽く水分を足しながら、何度もローラーをかけていきます。
しかし、鮮やかな緑色ではなく渋い色になるんですね。
何度も伸ばし、最終的にローラー6番くらいの薄さにしました。
なめらかな帯状になったらカッター(太い方)を通し、麺にする。すぐゆでるし、そもそも生地に水分が少ないのであまり麺同士がくっつかない。
しかし、食べ物じゃないみたい……。太いゴムバンドみたい。ホームセンターにありそう。
そしてグラグラに沸騰した鍋にゆで塩を入れ、麺を投入して5分ほどゆでる。
ソースは鮭きのこクリームソースでいきます
フェットチーネと言えばクリームソース。クリームソースと言えば鮭!
いつもの黄色い麺で鮭クリームソースをやるときは一緒にほうれん草を入れるのですが、今回は麺に既にほうれん草が入っているのでマイタケにします。2人分で1株くらい。
あとはにんにく、玉ねぎ少々。
ちょっとホワイトソースにマイタケの色が出て、茶色くなってしまいました。
緩めのホワイトソースに炒めた鮭と野菜を入れて、麺を和えるだけで完成。
味は……、ほうれん草というよりも抹茶っぽい?香ばしいいい香りがします。この香ばしい麺にマイタケの癖とホワイトソースのまろやかさがよく合う。
鮭の塩気もちょうどよく出ています。
麺の水分が足りなかったのがどうなるかと心配でしたが、長めにゆでたおかげで生煮えにもならず、かと言って伸びているわけでもなく。ちょうどいいゆで加減でした。
ほうれん草味はそこまで強くないものの、色のインパクトが大きく、普段と違った雰囲気の生パスタが楽しめました。
美味しく、ごちそう感あり、鉄もとれる最高パスタ
麺料理は手抜きしたいときの定番ですが、さすがにここまで手をかけて作ると、手抜きというよりむしろごちそうです。
色もきれいで鉄もとれて、何より美味しいのが最高です。
レバーや赤身肉よりは鉄分は摂れていないかもしれませんが、少しは足しになったはずです。
鉄分強化週間の3日目はこれにて終了。
明日もまた鉄分レシピをご紹介します。
コメント