※こちらは、過去に投稿した記事に加筆修正して再投稿したものです。
今日のテーマは「騒音」です。
私はこれまで、数回の引っ越しを経て今の持ち家に辿り着いているのですが、住む部屋住む部屋、かなりの確率で騒音トラブルに見舞われます……。
こう言うと単純に私が神経質なだけと思われるかもしれません。いや、確かに神経質な方ではあるんですが、違うんですよ……。遊びに来た友達、当時同棲していた鈍感な彼氏(現・夫)もうるさいと言っていたので……。
今回は、今まで遭遇した騒音トラブルとその対処法をご紹介します。
空き部屋に若者が侵入し酒盛り
実家から通勤できる職場から転職し、札幌に来て最初に住んだ部屋はひどかった……。
古い、汚い、臭い。今思えばもっとマシな部屋があったろうに、なんであんな部屋に住んでいたのか、というくらいのところでした。
でも、そのせいか空き部屋が多くて静かに暮らせそうというのが決め手の一つでした。
ところが!空いているはずの隣の部屋から、時々夜中に酒盛りする声がする。若い男女の声かな?
誰か引っ越してきたのかと思いましたが、どうやら違うよう(郵便受けにテープが貼られたままだった)。
酒盛りの声も毎日ではなく、休前日や休日が多い。相変わらず住んでいる実態は無い。
朝方「お疲れー」みたいな声と共に散っていく。
これはもしや、不法侵入か!そういえばこのアパートは空き部屋でもカギを解放していた。
私が内覧した時もカギなど開けずにそのまま入った気がする!
結構あるんですよね、カギ解放の賃貸住宅。そこに若者が目を付け、勝手にたまり場にしていたということでした。
うるさいし、何かあったら怖いしということで、管理会社に通報したところ、カギは不動産屋さんが管理することになったようです。
でもやっぱり怖くて、ほどなく引っ越すことになりました。2年も住まなかったから、敷金全て取られたけど……。まあいいか、古いし汚いし、臭いし……と、割り切って退去しました。
賃貸住宅でドラム練習するなよ
この次に入った部屋は狭いけれど新しく、カメラ付きインターホンもあってカギの管理もちゃんとしているところです。
でも、私が入った直後に隣に入った人が、ドラマーだったんですよ……。
家の中にドラムセットがあるらしく、結構遅い時間までドラムの練習をしている。これはうるさい。
もっとさぁ、電子ドラムみたいな音が静かなものもありそうなのに、毎日毎日生ドラムの日々。なんという非常識……。
どうやらハードロック系のドラマーらしく、常に爆音。たまに和太鼓みたいな音もするし……。
ドラムの音については管理会社経由で注意してもらいましたが、やめる気配はナシ。
ある時にはラジカセ(コンポ?)をタイマー設定したまま出かけ、夜の10時から12時まで爆音のハードロックが鳴り続ける。
この時は警察に来てもらいましたが、留守だったので何もできず……。結局、警察がいるうちに鳴りやんだのでそのまま帰ってもらって終わり。
通報時は騒音くらいで警察なんて大げさかな?と思っていましたが、警察は「また同じことがあったらご連絡を」と言ってくれたので一安心しました。騒音でも対応してくれるんですね。
このコンポ鳴りやまない問題が発生した頃、もう結婚と引っ越しが決まっていたので、次の住まいまでは多少の騒音は我慢して、そっと部屋を出ました。
修羅場と夜の営みが交互に
ドラマーが隣に住んでいた頃、上階には夫婦か同棲かわかりませんが、カップルが住んでいました。
私もこの時点で婚約者、つまり今の旦那が出入りする状態(最終的には同棲)だったので、カップルがどう過ごすかはお互い様と思っていました。
……が!このカップル、頻繁に修羅場が発生するんですよ……。天井が薄いので、会話の内容まで丸わかり。
で、口論くらいならよくある話なのですが、エスカレートして泣き叫ぶ、モノを投げつける、そしておそらく男性→女性への暴力……。
「痛い!やめて!」とかしょっちゅう聞こえるんですよ。
さすがに通報しようかとハラハラしていると、それがいつの間にかイチャイチャしている声に変わります。なんだもう仲直りしたのか、と安心して終了、ということが何度もありました。(これ以降の声も気になるけど、それはお互いさまと思って聞こえないふりをする)
このカップルは私が入居する前から住んでいて、1年と経たずに引っ越していってしまいました。
だから、具体的な対処はせずに解決しました。
余談ですが、この一年弱の短い間でも「修羅場→暴力→仲直りの○○」というのが何度もあり、ああ、このカップルはこの一連の流れが定番化しているんだな……と妙に納得したものです。
つまりプレイということですな……。
最後に住んだ賃貸住宅は救急車の行き来が超多い
ドラマーと修羅場カップルがいたアパートの次は、知り合いの不動産屋が隠し玉として持っていた最優良物件で、家賃は安いのに最寄り駅から徒歩5分以内、そして中心部に近く札幌駅まで徒歩圏、駅近なのに2台駐車可、ワンフロア1部屋のみ(つまり隣がいない)。
ここは同じアパートに住む人の気配が全くなく、最高に住み心地が良かった。
しかし!思わぬ盲点が一つありました。
それは、このアパートは救急車の受け入れをしている大きな病院の近くにあるため、昼夜を問わず救急車の行き来が多いのです。
これは悪意でも非常識でもなく、仕方のないことなので割り切って住み続けましたよ、家を買えるようになるまで長年。
でも、救急車の通り道のせいか除雪は常にしてあって、本当に住み心地よかったわ……。
この家以上の賃貸住宅は無いだろう……と思っていたので、次は持ち家を購入して私の引っ越し生活は終了となりました。
今の家が終の棲家と思って、壁の向こうを気にすることなく快適に暮らしております。(近隣の騒音ではなく、道路族という新しい問題がありますが……)
静かな賃貸住宅に住みたいならこんなことに注意してみて
これまで色々なトラブルに遭遇しましたが、どれも夜間に発生しています。
私は当たり前に朝起きて夜寝る生活リズムなので、夜にうるさくされるのが一番困る。
でも、不動産屋さんに行って内覧するのは大体昼から夕方、そのお店の営業時間内です。この時間帯では夜うるさいかどうかはわかりません。
もし可能なら、住もうと思っているお部屋の外側だけでも夜間に見に行ってみることをおすすめします。
きっと不動産屋さんは営業時間外ゆえ同伴はできないはずなので、個人で外側だけでも。
夜遅くに活動している人の気配は外側からでも十分にわかります。その物件だけではなく、近隣の夜間の様子もわかりますしね。
あと、若者が多そうなところ(駅近、狭い、安い、または間取り小さめなデザイナーズ風物件)は治安もあまり良くなく、夜うるさい可能性が高いので、こういったお部屋も騒音に注意です。
構造そのもので言えば、やっぱり木造は近隣の音が伝わりやすいです。軽量鉄骨も、木造ほどではないけれど結構うるさいらしいですね。
RC、つまり鉄筋コンクリートが一番うるさくないそうですよ。その分家賃も高くなりますが……。
今回のお話がこれから部屋を探す人のお役に立てば幸いです!
ということで今日はここまで!
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