「半分、青い。」を見終わって一人反省会をしてみる

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新しい朝ドラ「まんぷく」がすでに始まっていますが、私は今頃、録画していた「半分、青い」を全て見終わったあたりです。

放送終了直後はTwitterなどで「半分、青い。」反省会などが開催されていた模様ですが、リアルタイム視聴ではない私は、敢えてそれらを見ずに最終話まで一気見をしました。

今頃になって一気に2~3カ月分見る形になりましたが、気になる点が多すぎる……。特に最終話に近付くにつれて付いていけなくなった点がいくつもあります。それらを書いてもいいでしょうか。

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半分、青い。一人反省会

ここでは、私が見た感想を書き出しています。もしかしたらちゃんと物語で語られているのに、見落としている点があるかもしれません。

個人の感想ということで、軽く流し読みして下さい……。

また、数日の間に一気に2~3カ月分見たので、後半部分に疑問点が集中しています。こちらもご了承を。前半にも気になる点がありましたが、忘れていることもあると思う……。

拷問好きという設定はどこへ行ったのか

初期にあったこばやんとのデートで、拷問について一人しゃべりまくるシーンがありましたが、「スズメは拷問好き」という設定、あのシーンでしか出ていないですよね。

その前にも、その後のストーリーにも生かされていない部分と思ったのですが、あれ必要だったのかな?

あのシーンを面白くするためだけにねじ込んだのかな?面白いかどうかは別として。

嫁の金を着服した涼ちゃんはお咎め無しなのか

ここから話は飛んで、間宮祥太朗さん演じる涼ちゃんと結婚するところに行きます。

ここで涼ちゃん、スズメの貯金や、親御さんらが用意したお金も含まれているであろう新居の資金を師匠の映画の制作につぎ込みます。

これ、その時怒るだけで済むか?っていう話ですよ。それから脚本書きに専念してしまうから、働いて返すという発想も無さそう。

涼ちゃんはそんな人、という描写なのでしょうけど、それで済ませるんですね。

仙吉さんが考えた孫の名前はどうなったのか

確か、スズメの出産直前、仙吉さんは「かえで」だったかな?孫の名前を考えていたはずなのですが、それをどういう経緯で却下されたか、なぜ「花野」になったのかの描写が一切なかった。

センキチカフェの命名についてあれほど回を割くなら、あそこは軽く扱わない方が良かったのでは。

親の旅行資金をつぎ込んだセンキチカフェは他人に乗っ取られたのか

そうして命名されたセンキチカフェは、晴さんと宇太郎さんの豪華客船旅行の資金をつぎ込んでオープンします。

その資金を出してもらうまでにひと悶着がありますが、我が子かわいさに気前よく出資することになります。

でも、そのお店はほどなく従業員とその嫁に乗っ取られ……。

いや、オーナーは楡野家なのかもしれませんが、だとしても、スズメの居場所を作るための出資ということではなかったのか……という疑問が残ります。

「私たち、もう若くないんだよ」のくだりは何だったのか

そして居場所が無くなると同時に、フィギュアのためという名目でスズメとカンちゃん親子は東京に再び出ました。

この時点では津曲の会社に就職、という設定でしたが、すぐに自分の会社の立ち上げや、オリジナル商品の開発に興味を惹かれることになります。

津曲の夜逃げという経緯はありましたが、だからと言って簡単に自営に切り替えるか?フリーランスやってるからわかるけど、甘くねーぞ!

映画製作を理由に涼ちゃんに離婚を切り出された時、「私たち、もう若くないんだよ」と泣いて訴えたのに?

やりたいことをやるための上京ではなく子供のフィギュアのお金を稼ぐために上京したんだから、すぐに再就職先を見つけるでしょ……。

カンちゃんのフィギュアどうなった

そしてカンちゃんのフィギュア、お金は別れた夫の叔母たちに出してもらっているようです。

他人の金を当てにして、再就職せずに自営業を始めた?離婚の慰謝料代わりということならわからないでもないが、成功した夫本人ではなく叔母っていうのがどうなのか。

 

それだけ他人にお世話になりながら通わせたフィギュア、結局どうなったのですか。フィギュアやってるシーンも全くないし……。

最終回までその描写はありませんでしたね……。

いじめられたからって安易に転校か

震災のショックで粗相をしたカンちゃんはいじめられるようになります。

この時期はそういうこともあったかもしれない、という部分はリアルですが、その後の学校の対応、そしてそれを聞いたスズメの対応はおかしいと思います。

原因は何であれ、学校がいじめを把握しているのに何で改善に努めない?親に「聞いてませんか?困りましたね」と言うだけで済むと思うのか?

2011年時点なら、もうスクールカウンセラーくらいいただろうがと思います。

そしてそれを聞いたスズメは転校しようと言いますが、転校すれば解決するような安易な話ではないと思うし、それしか書けないならねじ込んでくる理由がわからない。

いや、転校がダメってことではなく、一つの方法としてもちろんアリですが、その描写が学校にも震災による傷を抱える人にも、それをケアする人にも失礼だと思ったのです。

 

そしてどこに転校したんでしょう?最終回で実家にいましたが、結局岐阜に戻ったの?「数日雨は降らなかった」というセリフから、エンディング時は七夕から数日後と推測できますが、学校はどうした!フィギュアは!!

ふくろうのブローチを持ち出したことをなぜ誰も指導しないのか

そして転校するカンちゃん、いじめから守ろうとしてくれた友達にお礼をしようと、スズメが親から譲り受けた宝石入りのブローチを勝手に持ち出します。これは未遂に終わりましたが……。

なぜ、ここでちゃんと「いずれ自分のものになるからって、他人のものを許可なく第三者にあげてはいけない」とちゃんと教えないのか……。

「大事な物だからあげられない、ごめんね」じゃなく、大事だとか以前に教えるべきことがあるはずです。

ユーコの死に様は褒められたことなのか

そして、最終週で震災により亡くなってしまったユーコ。

後に発見された録音データから、患者のそばを離れられないという理由で、逃げられるのに逃げずに死を選んだことがわかります。

えっこれ馬鹿じゃないの?というのが私の感想です。

 

どの程度の規模の病院かわかりませんが、患者の傍についている暇なんて無いはずです。

他に動かすべき患者もたくさんいるはずなのに、黙って一か所に留まってじっくり録音してる暇があるものか。

 

そして、救出活動の最中に命を落とした、とかならまだしも、動かず他の人と共に死を待つ、というのをいい話風に書くの、どうかしているわ。それは責任感ではありませんからね?!

わざわざ年取ってから看護学校に通って看護師になったのに、「(自分の命も含めて)一人でも多くの命を救う!」という意識が無いって、全くいい話じゃないでしょ。

嫁が自分と息子の元に戻るより死を選んだことを知って「あいつらしい」的な見方の旦那もおかしい。

扇風機を作るまでを描いたドラマだったのか

放送前の宣伝や公式サイトでは、片耳が聴こえないヒロインが「ある発明」をする……というドラマだと言われていたのですが、それがテーマの割には扇風機に着手する動機も薄いし、それを作り始めるのが遅いし、ほとんど律の能力によって作られているし……と、あれがドラマの主軸だとは考えられない。

 

誰か実在の人物をモデルにしているなら、漫画家、100円ショップアルバイト、五平餅屋、起業家という荒唐無稽な流れも理解できます。実際にそんな人生を送った人物がいたのか、と思えるから。

扇風機の存在だけ実在で、その他は全てフィクションとなると……。漫画家経験も五平餅屋経験も、扇風機開発には全く生かされていないのに、なぜその展開にしたのか疑問が残ります。

 

挙句の果てに「マザー」ってなんだよ、これで5倍売れるわけないでしょ!

モデルになったバルミューダの扇風機は「グリーンファン」と、扇風機らしいさわやかな名前です。

雨の音がきれいに聞こえる傘をちゃんと作れよ

最後に!律がスズメに「雨の音がきれいに聞こえる傘」をプレゼントします。

扇風機作りにあれだけ理系知識を出してきたのに、あの傘の音は合成音(おまけに背景の青空まで合成)、見た目はビニール傘を張り合わせただけのもの。

現実的にあり得ない傘なのだとしても、最後にあれを持ってきたせいで扇風機の緻密さがまで嘘くさくなってしまいます。

母と娘を描きたいのか、幼馴染の恋を描きたいのか、わからん

最後はスズメ、カンちゃん、晴さんのスリーショットで幕を閉じますが、結局は親子の絆や何やらを描きたかったということでしょうか。

その割には恋愛パートに力を割きすぎですよね。恋愛ドラマではないのでしょうが、家族ドラマと思って見てませんでした。

最後の最後だけ朝ドラっぽく〆たのでしょうか。

ここ数年の朝ドラは大体見ていますが、「ポカーン」で終わったのはこれが初めてかも……。

一番疑問は「半分、青い。」というタイトル

今更ですが、半分、青い。というタイトルは、何を示しているのか最終回までわかりませんでした。

確かに劇中に半分だけ青空の風景と片耳だけ聴こえないことを重ねているシーンはありますが、それだけです。

ストーリー全般に半分青い何かが絡んではいない。

語感だけなんだろうか。それなら、わざわざリリカルな、何かを思わせる言葉を使わなければいいのに、と思いました。

ターゲットは誰なの?

あと、ターゲットもわからない。

子育てに奮闘する世代でもなさそうだし、一生懸命働く女性というわけでもなさそう。

昭和を知る世代をターゲットとするなら、終盤の恋愛描写が幼すぎる。

あの時点でのスズメや律と同世代であろうアラフォーの私に言わせれば、最終週あたりの毛布にスズメを引き込む流れ、男性特有の寝起きの性欲にしか見えませんからね?!相手が誰かってのはあまり関係ない。

あれでキュンキュンするのは性をあまり知らない、少女漫画を熱心に読む世代でしょ……。寝起きで布団でキスして……って、朝ドラなのに何かおっぱじめるのかと思いましたよ。

2人に改めて恋愛感情を意識させる描写が心の繋がりによるものではなく、性欲や勢いによるものって……。

すみません長くなりました

うわー、すっごく長くなってしまいました。

これらの話を、欠かさず視聴していた友人に語ったところ、「毎日一話ずつ見てると忘れてしまうけど、確かにそんなこともあったね!」という意見でした。

一日15分ずつなら回収されないエピソードがあっても気にならないものなんでしょうか?

私は頼まれた編み物をしながら一週間くらいの短期間で見たために、まだ序盤~中盤の記憶も新しい状態だったのでこんな意見が出たのかも。

毎日見ている人ならそれほど違和感なく見られたのかもしれませんね。

 

とりあえず、挫折しそうになりながらも「あの伏線はいずれ回収されるはずだ!」と信じながら最後まで見ました。されなかったものも多いですが……。

いや、もう忘れよう……。

りもこん

まんぷく、楽しみです。

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