誰に向けたものでもありませんが、コロナウイルスの流行によって変わった私の生活、主にお金の話をまとめてみます。
もともと子供なし、在宅仕事という環境にあるので、自分自身の収入減や休校休園に伴う欠勤問題などに絡めた話は出てきません。
また、大黒柱である夫も即収入減につながる職種ではないので、月に使えるお金は変わりません。
同じ予算の中で、こんな出費が増えた!こんな出費が減った!という話として見て下さい。
外食が皆無になった
たびたび別記事でも書いていますが、外食することが皆無になりました。
以前は、週に一回くらいはランチか夕食かカフェ利用をしていたと思うのですが、それが激減どころか全くなくなりました。
そもそも共に外食するような友人がここ最近来ない。もともと少ないが……。
また、家族で行く場合の外食の動機は「作るのめんどくさい」ではなく「あのお店のアレ食べたい」なので、その日必ず行かなきゃいけないというものではありません。
「どうせなら落ち着いて食べたいし、コロナが収束してからにするか」と後回しにした結果です。
でも、この外食控えの結果、潰れるお店が出てしまう可能性が大いにあるので、その点も心配しているところです。
なお、テイクアウトできる外食産業は普段以上に利用しています。が、どうしてもファストフード的なものが中心になるので、出費というほどにはならない。
持ち帰らない、純粋な外食にかける予算だけで言えば、大幅減です。
キャッシュレス決済が増えた
ウイルスがお金から伝染するという話があり、それを聞いて以降キャッシュレスで決済することが増えました。
実は昨年のキャッシュレス開始の際にカード決済を積極的にしていたのですが、そのときは使い過ぎる傾向があったため、現金払いに戻してしまったのでした。
が、再びキャッシュレスにチャレンジしているところです。
使った分をちゃんと覚えておかなきゃ……。
でも、キャッシュレスと現金払いの二刀流だと、慣れるまでは管理が難しい。
いつもカツカツの生活費というわけではありませんが、月末、カードの請求が来る頃になって「ああ、先月使いすぎてたんだった!」と後悔すること多し。
この変化による出費、増。
スーパーをはしごしなくなったせいで出費が増える
いつもは近隣、たまにはちょっと遠くのスーパーまで特売品を求めてはしごするのが当たり前でしたが、その習慣が無くなってしまいました。
よく利用する一軒か、せいぜい二軒で全ての買い物を済ませて帰るようになりました。
理由はやはり不特定の人との接触を避けたいことと、不意に買い占めする人を見て嫌悪感を覚えるのが嫌だからです。
どこのスーパーでも買い占めしている人、そういう人がいることを察してしまう注意書き、空っぽの棚などが目につき、疲れる。
こんなことで精神衛生を崩したくないので、なるべく一軒で全て買うようになりました。
この結果特売ではないものも買うことになり、出費増。
また、今までは週に2~3回行っていた食品類の買い物を週一回に減らしたことで、「家にあるけど、一週間以内に足りなくなるかも」と却って余計なものを買ってしまう傾向にあり、無駄遣いが増。
通販の利用頻度が上がった
必需品以外を外に買いに出かけなくなった反面、通販の利用頻度が上がりました。
書籍、製菓製パン材料、スパイス類、手芸材料……。主に家で過ごすためのアイテムですが、これを普段よりたくさん買いがちになっています。
通販でないと手に入らないものだけでなく、本、製菓材料や手芸用品など、いつもなら街中にある大きな専門店で買うようなものまで通販利用するようになりました。
そして送料無料になるまであと少しというところになったら、余計なものまで買ってしまう。
本や手芸は余暇の時間を有意義に過ごすためですが、食品関連は外食できない分、家で外食に近いものを作るために買っているようなもの。なので、普段よりも凝った食材が多くなってお金がかかっています。
これにより、通販の出費は激増ですね。
お出かけ用品が減らないので出費減
街に出かけなくなるということは、化粧品と使い捨てのコンタクトレンズが減らないということ。
そして春物の服も今季は一枚も買っていません。
基本的に街に出なければファッションアイテムに目がいかないし、そもそもそこに出るための服が必要ない。
外食しない=出先で上着を脱がない、ということなので、コートの中は部屋着ということがよくあります……。だらしない。
でも、部屋着で出かけると、帰ってからすぐ洗えるので便利なんですよ……。
化粧品とコンタクトレンズは頻繁に買い足すものでもありませんが、買うときはまとめ買いなので大きな出費です。
過去の買い物履歴を見ると、大体春にまとめ買いしているようです。
それが今年は今になってもまだ在庫があるということから、出費としては減少していると考えられます。
ガソリン価格は下がった
今、ガソリン価格は下がっていますね。先日はついにリッター100円を切っているお店を見ました。
ということはどんどん車に乗りたいところですが、外出自粛の中ではどこでも行けるというわけにはいかず……。
よほどの事情が無ければ実家にも帰れませんしね。
人がいなくて遠出するところと言えば山菜採りかな……。もう少し先になりそうです。
ただ、旦那は車通勤で交通費はガソリン代の変動にかかわらず支給されるので、この点では出費減と言えるでしょう。
在宅仕事の収入は今後減る可能性がある
今、私個人が収入減としているのは、このブログの広告収入と、外注されるネット記事の報酬です。
先月までは今までと変わりない収入なのですが、今後減る可能性があります。
詳しいことは書きませんが、噂によると世界的な不況によりネット上の広告の収益が下がっている人が多いという話です。
このブログの全体的な収益も、今月は先月よりも減っています。アクセス数は減っていないのですが……。
ということは、そういった広告収入で運営しているサイトも今まで通りの依頼を出せなくなるだろうと推測します。
報酬を下げたり、仕事の数を減らしたり、いい腕を持つライターに厳選して書かせたりするようになるでしょうね。
もともと小遣い程度なので死活問題とまでは行きませんが、やっぱり不安はあります。
結論
これらをまとめると、収入に変化は無くても(今後減るかもしれないし)出費の増加により、家計はコロナ流行前よりもマイナス計上となります。
明確な家計簿を付けているわけではありませんが、ざっくり言って、不必要な出費が増えている。
外食は減ったが、家で食べるものの出費が多くなりました。
高級品を買っているつもりはありませんが、単純に安売りでないものを買っていること、買い物の回数を減らしたいがために余計なものまで買っているというのが大きい。
そして傷む前に使わなきゃと消費に追われ、普段よりおかずの数が多くなったりしています。
また、生活必需品ではないものとしては、本と手芸用品(主に毛糸)、マニアック食材にかかるお金が昨年よりも増えている。
これにより、「家にいればお金を使わない」とは言い切れないことがよくわかりました。
もちろん、今のような暮らしに慣れたらもっと出費を減らす工夫を色々としていけると思います。特にカードと現金払い二刀流の金銭感覚が身に付けば……。
しかし、家にいるとあれこれやりたくなってしまう性分なので、趣味にかけるお金が膨らんでいる感じもある。出かけられない分、ここも削るとなるとなんとも味気ない暮らしになってしまいそうなので、「おこもり予算」を新たに設定する必要がありそうだな。
こんなことを長く書いてしまいましたが、つまるところコロナウイルスの流行により、些細なこととはいえ、被扶養在宅ワーカーで家にいるだけの人の暮らしも結構変わってきているということです。
「子供いないし通勤無いし、影響ないじゃん」と言われることもありますが、そんなことないんですよ。
という話でした。
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