先日経過を報告した3種類の味噌のうち、一番最初に仕込んだ甘口米味噌を味見してみました。
予想はしていましたが、こんなに市販の味噌と味が違うとは……。
食べた感想をお伝えしますね!!
昨年の12/22に仕込んだ甘口米味噌を味見してみる!
今回味見したのは、昨年の12/22に仕込んだ米麹の味噌。大豆1.3kgに対し麹を2kg使った甘口の味噌です(一般的には中辛と言った方が良いのかも)。
どれくらいで食べられるかは味噌作りを指南しているサイトによって異なるのですが、麹が多い分、早めに食べられるという説が多いようです。
今回の味噌は仕込みから5カ月弱。前回少し味見して、これならいけると思ったので料理に使ってみます。
まずは味噌汁!
まずは味噌料理の王道、味噌汁!
出汁は鰹、具はネギのみ!!(本当はわかめとネギだったが、わかめ食べられないんです)The・シンプル!!
これはもう、香りからして違う。まだ若い味噌だからか大豆の匂いがしますが、その中に麹の甘い香りがふわっと漂ってきます。
一口すすると、うま味がすごい……。普段は出汁のうま味で食べている感じでしたが、手作り味噌は味噌自体に強いうま味があるようです。
味噌のうま味成分はグルタミン酸が主になるので、鰹のイノシン酸と合わさると相乗効果が発揮されます。(昆布との合わせ出汁も同様)
いつもは鰹だけの出汁に市販の味噌を溶いているのですが、その味噌汁とはうま味の量が格段に違う。
ネギしか具が入っていないのに、一品のおかずとして通用するほどの味わいです。
また、市販の味噌を使った味噌汁はちょっと酸味を感じるのですが、自家製味噌にはそれがありません。これは熟成を続けるうちに出てくる味なのかもしれない。
続いて酢味噌和え!!
続きまして、うどときゅうりの酢味噌和えにします。
味噌と砂糖、そしてお酢を混ぜただけのシンプルなやつです。今回は加熱はしません。
お酢は張り込んで、千鳥酢にしてみました。
麹が多い味噌なので、ツブツブ感が目立ちますね。
うーん、千鳥酢はむせないマイルドなお酢なんですが、その味に味噌のうま味が合っています。
うま味が強いので、個人的には砂糖多めが好きかな。ウドのパンチに負けない味がいい。
これも美味しい。下手したら酢味噌だけでご飯が食べられる……。
やっぱり味噌のうま味が強いと使用量も少なく済み、いつもの味噌よりも酢を多くして、ゆるめにしても十分な味でした。
粒々も結局は麹(ご飯)ですから、口に残る感じにはなりません。
魚介類の酢味噌和えも作ってみたい!タコときゅうりとかがいいかな。
いつもは市販の味噌、1本200円くらいの純米酢に砂糖と練りからしを入れて軽く火入れして作りますが、この味噌は生味噌の風味を活かしたいので加熱しない方が良いですね。からしも入れない方が味がよくわかる。
麦味噌と辛口米味噌も楽しみ
現時点で食べごろを迎えているのは甘口の米味噌だけですが、もう数カ月待てば、もう2種類の味噌も食べられるようになるはず……。
麦みそは朴葉で焼いて白菜の漬物を刻んで混ぜて、ご飯と共に食べるのさ!(美味しんぼの近城さんのエピソードより)
辛口米味噌はどうしようか、考えておこう……。
ということで今回はここまで!
最後までお読みいただきありがとうございます!
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