今日はホワイトデーです。
私はバレンタインデーに旦那にプレゼントしたのでお返しを頂く方なのですが、お菓子作りたい欲に負けてしまったので、白いお菓子「パブロバ」を作ります。
先日卵白の消費の話のときにコメント欄にパブロバ案を頂いたこともあり、卵白が余っている今だからこそ作りたくなってしまいまして……。
3月ということで、いちごも安くなってきました。
メレンゲと、いちごとクリームたっぷりのパブロバを作るぞ!
紅白がおめでたい感じのいちごパブロバ
パブロバというか、メレンゲ(ムラング)シャンティーが昔から好きです。
焼きメレンゲにホイップクリームと具を挟んだお菓子なんですが、シンプルで繊細な味がたまらないんですよね。
通常のパブロバもメレンゲシャンティーと同じく生クリームだけで作るそうですが、今回は大きいサイズになりそうだし、さっぱり食べやすくするために酸味のあるサワークリームを使います。
いちごを買いに行った際に生クリームが20%引きのタイミングに出会えたので、ヨーグルトを混ぜて自家製サワークリームを作り(レシピはこちら)、さらに生クリームを混ぜてホイップして軽くて酸味のあるクリームに仕立てます。
形は円形ではなくかまぼこ型に。
前に何かで「パブロバロール」というロールケーキ状のパブロバを見たことがあり、なんかかっこよかったのでその形状を目指します。
サクサクに焼いたメレンゲをロールケーキのように巻くのは物理的に難しそうなので、長方形のメレンゲにクリームといちごを並べ、トンネル型のメレンゲをかぶせてそれっぽい形にしました。
材料
卵白 120g(確か4個分くらい。冷凍卵白を解凍して使います)
グラニュー糖(1) 100g
レモン汁 数滴
グラニュー糖(2) 140g
片栗粉 24g
(合わせてふるっておく)
※メレンゲは家にあった卵白を使い切るため、多めのレシピになっています。パブロバ1台分ならこの半分でいけると思います。
【クリーム】
生クリーム 80ml
サワークリーム(自家製)120ml
砂糖 大さじ1
ラム酒 少々
いちご 12個~
アルミホイルを丸めて円筒型にし、オーブンシートを巻いておく。
作り方
- 卵白にレモン汁を垂らし、グラニュー糖(1)を数回に分けて加えながらピンピンに泡立てる。まだ凍った部分があるくらいの方が、うまく泡立つような気がします。
↓
- 片栗粉とグラニュー糖(2)を混ぜたものを加えてさっくり混ぜ、星口金を付けた絞り袋に入れる。
- 2を20cm×10cmくらいの板状に絞り出し、残りをアルミホイルの型にトンネル状になるように絞る。メレンゲが残ったら、あいたスペースに小さく絞り出して焼き上がりチェック用にします。今回メレンゲを大量に泡立てたので、もう一段天板を出して小さく絞ったのをたくさん作っています(味見でほとんどなくなった)。レモン風味がほんのりして、このままでも美味しいんですよ。
- 100℃のオーブンで3時間焼き、中まで乾燥したらオーブン庫内で冷ます。焼いている間、たまにオーブンを開けて蒸気を逃がすようにすると、早く乾燥する気がします。
焼き上がり。すこーしだけ黄色く色づいてしまった。トンネル状のはうまく焼けた!でも、底の板メレンゲが割れてしまった……。ちなみに小さく焼いた分は焼き上がり確認でほとんど食べてしまいました。 - ここからは食べる直前の作業。サワークリームと生クリームを合わせてラム酒、砂糖を入れ、8分立てくらいに泡立てて絞り袋に入れ、板状のメレンゲの上に平らに絞り、いちごを並べてさらにクリームを絞る。
一段目、いちご8個。同じ口金だとどこがクリームで、どこがメレンゲやら。でも、これだけで赤と白が映えていい感じ。わざわざ蓋をかぶせる必要なかったかも。
二段目、いちご4個。この上に残りのクリームを塗ります。 - トンネル状のメレンゲを上からかぶせ、できあがり。お好みでクリームやいちごで飾りつけします。今回は中に詰めた分だけでクリームが尽きてしまったので、これで完成とします(地味……)。
横から見るといちごが少し見える。
メレンゲがクリームの水分を吸うので、すぐに食べます。
しゅわっとトロッといちごが酸っぱいパブロバ
どうもいちごがきれいに出るように切れない。そしてメレンゲが割れる……。
でもとても美味しいです。コーヒーによく合う。
メレンゲはさっくり、口に入れるとしゅわっとして、サワークリームの酸味と乳脂肪のコク、そこにいちごがいい香りと甘酸っぱさでアクセントを加える、上々のパブロバになりました。
本当はクリスマスに食べるお菓子だそうですね。
でも、この真っ白なお菓子、マシュマロよりもクッキーよりもホワイトデーっぽいと思います。
あと、ひなまつりっぽくもある(実際に作ったのは3/3)。
来年のホワイトデーはパブロバはどうですか。基本的に卵白と砂糖、クリームと果物だけでできるので専門的な材料を揃える必要が無いし、泡立てと焼きをしっかり行えば失敗もありません。
作ってすぐ食べなければいけないのがネックですが、こんなおうちホワイトデーもいいんじゃないでしょうか。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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