ぬか漬け観察日記の11弾です。今回はセロリ、すいかの皮、ささげを漬け込みます。
ぬか漬けの容器が大きくなりかき混ぜやすくなったおかげか、それとも気温が高いせいか、発酵も旺盛です。
※うちではぬか床を冷蔵庫ではなく室温に置いています。漬け込み時間は室温での場合ということをご了承ください。
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セロリ(8時間)
セロリ。西洋野菜ですが、醤油漬けなどにしても美味しいのは有名ですね。
ぬか漬けはどうでしょうか?ぬか床がセロリ臭くなるという噂もありますが……。
筋取りした太いところをぬかに埋め込んで8時間。
そうそう、袋漬けをやっと卒業し、専用の漬物容器に移しました。すごく混ぜやすくなった。
8時間後。外の気温は30℃でした。室内の気温は言わずもがなだが、それ以上。
少し緑色が濃くなって、しんなりしたところをスライスして頂く。
セロリの香ばしい香りとぬかの香りが、意外と好相性。
前日から室温が高く、ぬか床が酸っぱくなっていたようです。そのため短時間漬けでも酸味がしっかり入ってしまった。
しかし、セロリはピクルスにもなる野菜ですから酸味とよく合う。美味しいぬか漬けになりました。
ぬか床にセロリ臭が残るかも……という心配は杞憂でした。ちゃんと使えます。
スイカの皮(6時間)
おやつに食べたスイカの皮を取っておいて、漬け込んでみます。
赤いところを多めに残して、表面の黒と緑の皮の部分は薄くむいて、ぬか床へ。
厚みがありますが、水分が多いために漬け時間は短くてもよさそうです。皮をむいているので味の浸透がよさそうですしね。
6時間で引き上げてみましょう。やっぱり暑い日です。
見た目はあまり変わらない。スライスしてみると、きれいです。ウォーターメロントルマリンみたい。
しゃくしゃくした心地よい歯ざわり。白いところにはぬか床の味がしっかり入り、赤いところはすいかの甘味が強い。
この甘じょっぱいコントラスト、癖になる。
浅漬けなのでご飯のおかずになるかというとならない味ですが、意外な美味しさです。
もっと長く漬けたのはどうかと思って、半分は20時間漬けてみました。そちらはしっかりしょっぱくなって甘味が多少抑えられ、ご飯に合う味になりました。
浅漬け、古漬けどちらが良いかは好みですが、捨てる部分がちゃんとした漬物になったことが嬉しいです。
ささげ(8時間)
家の畑で毎日大量にとれるささげ。本名はモロッコいんげん。
これをぬか漬けにしますが、いんげんと同様に一旦下茹でします。
歯ごたえが残るくらいにゆでて、水にとらずにそのまま冷ます。
そしてぬか床に入れて8時間。暑い日でしたがエアコンをずっとつけていたので、室温は25℃くらいだったと思います。
色は渋く、しわしわになりました。
味はいんげんのぬか漬けに似た感じ。ただ、いんげんよりも大きいさやなので食べでがある。
下茹での効果で適度に青臭さが抜け、さやの甘味がしっかり出ています。
ささげ、本当にシャレにならないくらい育っているので、毎日ぬか漬けにしようかな。
これまでに漬けたもの
~7時間
レタス(4時間)
小松菜(6時間)
ピーマン(6時間)
スイカの皮(6時間)new!
キャベツ(7時間)
8~10時間
きゅうり(8時間)
アスパラガス(8時間)
パプリカ(8時間)
春菊の茎(8時間)
ブロッコリーの茎(8時間)
アボカド(8時間)
いんげん(8時間)
セロリ(8時間)new!
ささげ(8時間)new!
ミニきゅうり(9時間)
ゴーヤ(10時間)
11~20時間
山クラゲ(16時間)
長芋(20時間)
キャベツの芯(20時間)
21~24時間
人参(24時間)
なす(24時間)
かぶ(24時間)
みょうが(24時間)
丸なす(24時間)
ラディッシュ(24時間)
オクラ(24時間)
すぐりメロン(24時間)
コールラビ(24時間)
コリンキー(24時間)
25時間~
ししとう(32時間)
ごぼう(36時間)
長ねぎ(40時間)
ズッキーニ(48時間)
新生姜(48時間)
白菜(72時間)
ぬか漬けの酸っぱさに比例して腹の調子が良くなる
気温が高いせいかぬか床が乳酸発酵しています。
どんな野菜も短時間で酸味のある漬け上がりになるほどです。
この酸っぱさに比例して、翌日のお通じが良くなっている気がします。
やっぱり生きた乳酸菌を摂取するのは腸内環境にダイレクトに影響が出るんですね。
それを通り越すこともたまにあります。古漬けの白菜をたくさん食べた翌日は、やや下り気味でした……。
しかし、現在便秘気味の方にはぬか漬け健康法を強くおすすめしたい。食べ過ぎなければ調子がいいですよ。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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