デアゴスティーニ「籐でつくる小物とバッグ」も早や5号、6号まで進みました。
今回は「フレンチバスケット」、画像のようにギフトの入れ物にしたり、花や小物を入れてインテリアにしたりできる実用品です。
前回同様ボリューミーな構成になっており、5号、6号と2号連続での指導のため、ここでも2回に分けてご紹介します。
では、前編をご覧ください。
フレンチバスケット 前編
※画像を入れてお話ししますが、詳細なテクニックなどは実際に書籍を手に取ってご覧ください。
ここではかいつまんだ説明のみで、詳しい回数や数値は載せません。
たて芯を指定の長さに切り、底板に組み込んでいく
今回は初めて「底板」というものを使用します。バスケットの底部になるパーツですね。
この底板に開けられた小さな穴に、指定の長さに切ったたて芯を差し込んでいきます。
穴の大きさがちょうど良く、たて芯が入らなかったり逆にゆるゆるですぐに抜けたりすることはありません。さすがデアゴスティーニ。とても作りやすくできていると思います。(プロの作家さんはこれも自分で作るんだろうなと考えると、本当に大変そうですね。)
側面を編んでいく
穴に刺さったたて芯に編み芯を絡めるようにして編んでいきます。
最初は「三本縄編み」という三つ編みのような編み方でしっかりたて芯を固定して、そこから「素編み」という籐細工によく見られる編み方をして側面を上へ上へと編み続けます。
そして指定の高さになったら「三本縄編み」で止める。
こう一言で言うと簡単ですが、実際のところは単純作業をずーっと続けることになるため、飽きっぽい人は大変かも。
私は単純作業大好きなので、ドラマを見ながら楽しく作れました。
夕方に撮影したもので、写真が暗くてすみません。
側面の中腹あたりに色が黒ずんでいる芯が見えますよね。これ、前回にもあったのですが、水に浸けすぎることでアクが出て変色した部分なのです。
まあ、これも味だと思って気にしないことにします。
底のたて芯を綾止めする
「綾止め」という新しいテクニックで、底板から飛び出たたて芯を編んで止めます。
この綾止めが結構大変でした。たて芯は編み芯よりも固くてしっかりしているので、ペンチ(前号の付録)で挟んで繊維を柔らかくして曲げながら行います。
ペンチを使うのは力加減が難しく、挟み過ぎて折れそうになったりと大変です。
綾止めまで終了した姿。あとは、端を始末して5号の作業終了です。
次回へ続く
今回はここまでになります。
作業時間はテキストには4時間と書かれていますが、実際は2時間弱で完成しました。だいぶ慣れてきていますね。
私はせっかちなので手仕事を始めるとさっさと先に進みたくなってしまうため、優雅に丁寧にできない性質ということもあります……。
ゆっくり楽しめる&マイペースな人なら、カルチャースクールに通うよりもコスパが良いと思います。
逆に、コスパは悪くなりますが私のようなせっかちさんにも適した教材とも言えます。習い事は周りのペースに合わせるのが苦手です。
では、今回はここまで。続きは次回になります。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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