遡ること、今年の春。ほんの数株ですが、旦那の実家から枝豆の苗を頂いていました。
それを自宅の家庭菜園に植えて育てていたのですが、なんやかんやで枝豆として食べるタイミングを逃してしまいました。
結局完熟させるまで畑に放置して、干して莢から外して大豆として活用することに。
そうしてしっかり乾いた莢をむいてみると、中身は真っ黒い黒大豆!聞いてない!
重量100g強、黒豆として煮るにはちょっと少ないな……。
そう思い、そのままつまめるように煎り黒豆にすることにしました。煎り黒豆にお湯を注げば黒豆茶、うん、何とか食べきれそうだ!
煎り黒豆を作る
作り方というほどのものではありませんが、まずは煎り黒豆を作ります。
事前に黒豆の虫食いやゴミなどをチェックしておきましょう。
チェックした黒豆をボウルにあけて洗います。そしてお米をとぐようにガシャガシャと洗い、水を替えて10分ほど浸しておく。
ここでどれくらい浸しておくかによって、煎り上がった後の食感が変わります。
ボリボリと固めが良ければ洗ってすぐに引き上げて良いですが、サクッと柔らかい歯ごたえにしたい場合は数時間漬け込んでおくのがいいようです。時間をかけて戻すとその分煎りにかかる時間が長くなります。
今回は固め上等ということで、10分。
10分浸して水けを切った黒豆をフライパンに入れ、弱火~中弱火くらいで煎る。
最初、水分がじくじく言うくらいまでは中火で、豆がカラカラに乾いたら弱火に切り替えて煎りました。
5分くらいで豆の皮が弾けて白い筋が見えるようになります。
このまま、たまに豆をころころ転がしながら20分。すぐに焦げるものでもないので、たまに目を離しても大丈夫です。
20分後の黒豆を割って、火通りをチェック。
中まで茶色くなりました。ちょっと煎りすぎたかな?
食べてみると、苦みはまだないがしっかり香ばしい。煎りきな粉の味。
フライパンに入れっぱなしだと余熱でさらに火が入るので、皿などに移して冷ます。
冷めたら瓶などに入れて保存します。
黒豆茶を淹れる
出来上がった煎り黒豆で黒豆茶を淹れます。
これまたわざわざ説明するほどのものではないのですが。
まず耐熱カップに煎り黒豆スプーン1杯程度入れます。
そしてお湯を注ぐ。
注いだら2~3分待ちます。
注いだばかりのときはこんな色ですが、2~3分経つとこんなに色が出る。
豆も若干戻って、まん丸から楕円形になっています。
これくらいになるとお湯に黒豆の風味が出ています。大豆の甘さもちょっとありますね。
茶葉から淹れるお茶よりは淡い淡い味ですが、なかなかいける。
そして時間が経つとどんどん豆が戻って、その分お湯に味が出てきます。
お湯部分を飲みきったら、ちょっと柔らかくなった黒豆だけで食べるのもまた美味しいです。カリカリ感は全くなくなりますが、噛み応えは残っています。
黒豆茶は飲みやすいだけでなく、アントシアニンやイソフラボンが摂取できるそうです。
ノンカフェインなのもいいですね。
また、黒豆+お湯でも美味しく飲めますが、切り昆布と梅干し、またはドライフルーツ各種と一緒に淹れたりするとより一層飲みやすくなるようです。昆布入りは作れないが、乾燥ナツメがあるのでそれと淹れてみよう。
煎り黒豆として結構食べてしまった
黒豆茶のアレンジを色々考えながら、おやつに煎り黒豆をそのままポリポリとたくさん食べてしまいました。美味しいですよね。
もう残り少ないのでお茶にできるのも数杯か……。
ところで、煎り大豆を食べるとお腹にガスがたまるという人、いませんか?
私はそれが顕著なんですよね。だからお出かけ前は食べられない……。
煎り大豆に限らず、大豆製品全般に起こる現象です。もしかして、体質に合わない?!
大豆系食品、大好きなんだけどな~。
うーん、お腹が張ってきた。
今回はここまで!最後までお読みいただきありがとうございます。
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