なんだか高級そうな箱のお菓子を頂きました。
というか、実家の人間が頂いたものを分けてもらったという流れなのですが……。
椒房庵、今や北海道でも名が知られた久原本家のブランドの一つですが、そちらが販売している「めんたい煎餅」というお菓子です。
これすっごく美味しかったので、皆さんにも紹介したい!
茅乃舎でおなじみ久原本家のブランド「椒房庵」
今では札幌でも手に入りやすい久原本家のあごだし製品。おだしに特化したブランド「茅乃舎」はもうずいぶん前から利用させて頂いています。
「椒房庵」というのは久原本家のブランドの一つで、博多の美味しいものに特化したブランドだそうです。
博多ラーメン、もつなべ、そして明太子も。
そうそう、10年くらい前に生七味ブームがありましたよね。
そのパイオニアが確か「椒房庵」だったと思います。あのとき、欲しくても品薄で買えなかったな~。
この椒房庵の明太子の原料として北海道産のすけそうだら卵(地元ではスケコと呼びます)が使用されている縁があり、巡り巡ってこのめんたい煎餅が我が実家に届いたようです。
そして実家の人は年齢的に固いものをあまり食べないので、うちに回ってきたという次第。
このめんたい煎餅は新商品だそうです。
えびせんべいに明太子の風味を加えて作られているおせんべい。
椒房庵と、名古屋の海老菓子メーカー「桂新堂」が協力し合って生まれたとのことでした。
桂新堂と言えば、愛知県のえびせんべい文化を担う老舗ですから、期待は大です!
サイトを見ると通販でも買えるようなので、わざわざ博多まで行かなくても手に入りますね。

お値段は結構するようです……。
軽くて香ばしくて味が濃い!めんたい煎餅
一枚は手のひらよりも少し小さいくらいで、持った感じとても軽い。
袋を開けた瞬間、明太子の香りよりも海老の香りがふわっと広がる。
そして、見た目より歯触りが軽く、サックサク!歯が弱いという理由で食べなかった実家の高齢者も無理なく食べられたかもしれない。
海老の風味に負けないように明太子の味がしっかり乗っかっていて、唐辛子の香りはあるけれど辛さは感じない。
そして魚の出汁の味、これはあごだしですね!
海老、明太子、あごだしと、味の強いものばかりなのにちゃんとバランスが取れていて美味しいです。
でもうま味が強いので、一度に何枚も食べる感じにはならない。やめられない止まらないタイプの海老菓子とは全く違うポジションにいる煎餅でした!
これは味にうるさい人への手土産にぴったりだと思います!
お酒のお供にもいいと思いますよ。博多に行くことがあったら買って帰ろう。
北海道と博多明太子の繋がりは深いのだ
北海道と博多明太子の繋がりは深く、切っても切れないものだそうです。
そもそも博多明太子の原料であるスケトウダラはあのあたりで獲れるものではなく、国産のものは北海道産が主となります。
だから、博多ほど有名でないにしろ、北海道にも塩たらこや明太子を特産とする地域がたくさんあるんですよね。
北海道から遠い福岡県の博多がなんだか身近に感じられます。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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