先日食べたケーキが本当に美味しくて、感動するレベルだった!
元々甘いものが好きなので余程でなければ美味しく食べられる自信がありますが、ここのは別格だと叫びたくなるほど美味しかったのです。
2016年オープンという比較的新しめのお店ですが、既にかなりの人気店のようです。
C’est BO et BON(セ・ボー・エ・ボン)とは、「美味しく美しく」という意味だそうです
お店の外の写真を撮ってはいたのですが、自分がバッチリ人相までわかるレベルで映り込んでいたので載せることができません……。
C’est BO et BONは、円山の小路に入ったところ、カルム円山というマンションの1階にあります。2台分くらいですが駐車場もありますよ。
わかりにくい場所にありますが、私は近くにあるセイコーマートを目印にしています。
中の詳しい画像はお客様が結構いたので撮れませんでした。
入口からすぐ左手には焼き菓子、その隣に冷ケースがあり美しいケーキ、マカロンがずらりと並んでいます。
そのさらに奥にレジがあり、横にショコラが規則正しく陳列されています。まさに美味しいものが美しく並んでいる……。
このように、結構広めのお店なので端から端まで見るのが楽しくもあり、後ろに並ぶお客さんがいる場合は気を遣うところでもあります。
ケーキの単価はひとつ500円くらいの高級価格、でも全く惜しくないほどの美しい見た目!
マカロンは200円くらいだったか……。ショコラはどれも250円でした。
この中から、ケーキを2つ、マカロンを2つ、ショコラを4つという大人買いです。2500円くらいした……。
ケーキはチョコレート系でハスカップのジュレが入ったもの、赤すぐりなどのフルーツが挟まったミルフィーユを買います。どちらも期間限定と書かれていました。
ショコラティエでもあることからチョコレート系は必須、見たところミルフィーユは何種類かあるようなので自慢の商品なのだろうと思って選択しました。
正式名称は失念しました……。フランス菓子って名前を覚えにくい……。
チョコレートのケーキ。
表面のツヤツヤのチョコレートの中には濃厚で口どけ良いチョコムース。そして中央にはハスカップのジュレが入っていて、酸味と香りでチョコの甘みとくどさを引き締めています。
底に敷かれたサブレもちょうど良い厚さで、脆すぎず固すぎず。良いバランスです。これすっごい美味しいね!
コーヒーにも紅茶にも合う味だと思います。
ミルフィーユ。中の赤い層はは赤すぐりだけではなく、何種類か入ったソース状のものが挟まっている模様。
クリームはバタークリームやカスタードのような重いものではなく、ふんわりしてなめらか、食感の軽いバニラ風味のものです。中にグレープフルーツなのか、かんきつ類のピールが入っていて、この苦みと香りがさわやか。
そしてパイが……バターの香りと少々の塩気、そしてサクサクの食感!固すぎないのがいい。
パイとクリームと間のソースを一緒に食べると、全てが計算されて作られていることがわかる。あまりに美味しくて、しばし黙ってしまいました。
そしてマカロン!クレームブリュレとフレーズ(いちご)。
こちらのパティシエはあのピエールエルメで勤務されていたとのことなので(そういえば店内にもエルメの本が何冊か飾ってあった)期待は大です。
皮はさっくり。中はふんわり、ほろりとしています。中のクリームは多すぎないですが味がしっかりしていて、満足感が高い一品です。
クレームブリュレはカラメルの苦みがほんのりありますが、甘みの方が勝っています。コクがあってコーヒーにぴったり!
フレーズは今の季節にぴったりの甘酸っぱい香りが気持ちをウキウキさせてくれます。
ショコラは実はまだ食べていないのですが、日持ちするので大事に食べようと思っています。
チョコレートのケーキがあんなに美味しかったのだから、ショコラも絶対に美味しいはずですよね!
イートインはありません
C’est BO et BONにはイートインがありません。
そのためテイクアウトしか選択肢が無く、遠方からだと帰るまでにケーキの美味しさを損なってしまうかもしれません。
こんなに美味しいものばかりなのでいろんな人に是非食べてみて!と勧めたいところですが、持ち歩き時間や気温と相談が必要ですね。
また、注文後の包装に少し時間がかかります。この時間も含めて余裕を持って待てるタイミングで行くと良いかと思います。
包装は時間がかかりますが店内のアンティークなソファーで座って待てますし、かわいい赤い毛糸を箱にかけてくれたりして、最後まで素敵なお店です。
【店舗情報】
C’est BO et BON(セ・ボー・エ・ボン)
住所 札幌市中央区南7条西24-2-3 カルム円山 1F
TEL 011-213-1065
営業時間 10:00~19:00(火曜定休)
実は嫌なことがあったけれど、ケーキを食べた瞬間忘れた
私事ですが、この日はとても嫌なことがあって、高級なケーキを食べても存分に味わえないかも……と思っていたのです。
しかし!ケーキのあまりの美味しさに、その日あった嫌なことを忘れてしまうくらいでした。
しかも食べ終わってからもしばらく幸福感が続くという……。
嫌なことがあっても美味しいものがあれば大丈夫!ということを再認識した日でした。
ということで今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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