真狩村のブーランジェリージンに行った帰り、せっかくなので羊蹄の水が汲める「湧水の里」という豆腐屋さんに立ち寄ることにしました。
容器が無く水は汲めませんでしたが、買った豆腐は本当に美味しかったです。
中でも、「すごい豆腐」というのが、名前に恥じないくらいにすごい……!
豆腐工房「湧水の里」
湧水の里は、真狩からニセコに向かう道沿いにあるので、迷うことは無いと思います。
お店の前には広い駐車場と、水汲みスポットが。大雪の平日なのに、こちらはたくさんの人が水汲みに来ていました。
店内は広く、揚げ物やお惣菜の冷ケースが右手に、
正面には流れる水の中に陳列されているお豆腐と、その隣に試食各種。
画像が斜めに曲がってしまいました。
水の中には木綿、絹などのメジャーなお豆腐だけではなく、「すごい豆腐」という名前の、いかにもすごそうなお豆腐があります。
お値段は、普通の豆腐もすごい豆腐も300円台。1丁400gくらいと大きめなのですが、札幌市内のお豆腐屋さんよりもお高めかな。
すごい豆腐の何がすごいのかと言うと……。
「豆乳かえし」という技法で作られていると書かれていました。
豆乳かえしというのは、出来上がった豆腐を水ではなく豆乳に浸してパッケージングしている……という認識で間違いないだろうか……。
せっかくなのでこちらを購入、他にはふんわりもめんと枝豆寄せ豆腐を買いました。
枝豆寄せ豆腐というのは、いわゆるやわらかい寄せ豆腐ではなく、がんものような、魚河岸揚げのような揚げ物です。
買ったその日に!すごい豆腐を食べます!豆乳に浸かっているので、豆乳ごと取って生姜とポン酢で頂きます。
ネギと鰹は豆腐の味が分からなくなりそうで、割愛。
かなり柔らかい。そして、甘い。柔らかいのに味が濃い。
熱を加えなくても大豆の香りがしますが、いわゆる豆臭さは一切ない。なぜだろう。
水が良いのは言うまでもありませんが、大豆も良いものなのでしょう……。
これが「すごい」の所以か……。確かににすごい。
食べる前は1丁400gを一度に食べるのは大変……と思いましたが、ぺろりと食べられました。
容器に残った豆乳ごときれいに食べつくす。
今回は冷奴で食べましたが、温めて食べる場合はどうすればいいのでしょう。容器の豆乳を切ってしまうのは勿体ないしね。
やっぱり冷奴が最良の食べ方かな?
翌日はふんわりもめん、枝豆寄せ豆腐を食べました。
画像はありませんが、ふんわりもめんは麻婆豆腐にしました。
ふんわりやわらかいので、一般的なさいの目切りではなく、1丁を2等分して、大きいまま煮汁で煮て温めて作りました。
麻婆豆腐なんてどんな豆腐を使っても美味しい……と思っていましたが、良い豆腐を使うと、やっぱり味が違う。
そして、パンチの効いた麻婆味に負けない大豆の味。これも美味しかった!
枝豆寄せ豆腐は煮物にしました。
適度な固さで煮ても煮崩れせず、でもちゃんと柔らかいから出汁が染み込む。
ふんわりした豆腐部分に、枝豆のプチッとした食感が美味しい。
大根と一緒に煮たおかげで、大根のさわやかな香りも付いて良かった。
1パックに小さめ5個しか入っていないので、大事に大事に食べました。
湧水の里 真狩豆腐工房
住所 虻田郡真狩村 社217−1
TEL 0136-48-2636
営業時間 8:30~18:00 無休
旅はまだまだ終わらない
真狩村から札幌へ帰宅する場合、中山峠を通るか赤井川~小樽毛無山を通るかの2つのルートがあります。
我が家は札幌市の北側にあるので、中山峠経由だと遠回りになるんですよね。
ということで、普段は通らない道ですが、ニセコ~赤井川経由で帰ることになりました。
その道中に買った卵などがありますので、それらをきっちり味わったら、またこちらでご紹介したいと思います。
ということで、今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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