緊急事態宣言も解除され、そろそろ札幌市以外に買い物に行っても許されるのでは……。
そう思い立ち、石狩市の「生鮮工房アルヨ」という魚屋さんに行ってきました。
こちら、前からよく利用している手芸屋さんのお隣にあること、地方ローカルTVでよく紹介されていることから存在は知っていました。
でも、このコロナの影響で市をまたいで出かけるのも気が引ける時期だったため、ずーっと「コロナが落ち着いたら行ってやる……!」と、タイミングを見計らっていたのです。
このたびようやく外出や飲食の制限が緩和されたとのことで、さっそく行ってきましたよ!
ずっと狙っていた「生鮮工房アルヨ」へ……
生鮮工房アルヨは、花川通と若葉通という通りが交差するあたりにあります。
石狩市ですが札幌寄りなので、北区のうちからは10分くらいで行けてしまいます。
店前には看板が。スーパーの魚介類よりは高いものもありますが、それより格段に鮮度が良いと噂で聞いています。
店内は魚介だけではなく野菜やお漬物、乾物なども取り扱っています。
魚は旬のものが丸のままと、干し魚や漬け魚、そして刺身用の冊や盛り合わせがあります。
魚屋さんですが中は清潔感があって、魚臭さもなく、そして過剰に消毒臭いわけでもない。
とても入りやすく好感が持てる店内でした。
さて、私の今日の目当ては、看板にもある1000円の6品盛り!
どれもまぐろ、サーモン、白身魚は必ず入っていて、あとは甘エビ、青魚(フクラギかな?)、タコ、イカ、ホタテなどから3種類入っています。パックごとにどの種類が入っているか違うので、自分の好みと相談する必要がある。
今回はまぐろ、サーモン、白身魚(カレイかな)、甘エビ、イカ、ホタテの6種類が入ったものにしました。
まぐろが特に美味しそうで、イカも新鮮で透明感があり、ホタテもべちゃっとしていなくて、これで1000円は安いと思う。私、海沿い出身なので魚の鮮度にはうるさいですよ。
そして、画像の左手側に写っている袋はアサリです。これね、あとで紹介しますが、すっごく大きくて、なのに100g100円と安かったんです。
スーパーのアサリの3倍はある大型なので、2個で100gになってしまうのですが……。
厚岸産の「横綱」というブランドアサリだそうで、本当はこんな値段では出せないが、このコロナの影響で消費が滞っているので安くなったのだそう。個数指定で10個、500gくらい買いました。
ラッキーだった!
先に店舗情報!
生鮮工房アルヨ
住所 石狩市花川南1条4丁目花川KAビル
TEL 0133ー72ー6331
営業時間 午前10時~午後6時
日曜定休
「アルヨ」っていう店名は、ドラマ「HERO」の田中要次さんのセリフから取ったとタカトシランドで紹介されていました。そのときのゲスト、ちょうど田中要次さんだったんですよね!
まずは海鮮丼
刺身はおうちに帰ってすぐ食べちゃう!しかも豪勢に海鮮丼にするぜ。
大葉、大根つま、ワサビは添付のものをそのまま使用。全然ドリップ出てないのでそのまま食べられる。
これを炊き立てご飯に並べて完成!1パックを2人分に分けました。
興奮のあまり、写真がブレてしまいました。すみません。
もう、盛り付けていてわかる鮮度。特にまぐろ。適度に脂があって、でもしっかりした身がもう美味しそう。
そして、どの刺身も生臭くないです。鮮度の良い刺身ってどれくらいぶりだろう。
白身はモチモチ、まぐろは脂とうま味がじわっと染み出す。甘エビは甘くて、でもちゃんと歯ごたえがあります。
サーモンは海外のものだそうですが、保管や解凍が良いのか、スーパーのサーモンにありがちな劣化臭がありません。
イカはコリコリ感が残っていて、ホタテも甘くてしゃきっとしてます。
これが一人500円で食べられるとは……。素晴らしい。
そして大きなアサリの酒蒸し(キャベツとともに)
そしてこの大きなアサリ!
手に乗せると大きさがわかる。私のメガネのレンズくらいある……。
お店では生きた状態で海水に入れて陳列していましたが、念のため砂出しします。
一日置くと結構吐き出してくれたので、買ってすぐ食べるのではなく、砂出しした方がいいです。
そしてにんにく、バター、白ワインで酒蒸しにします!
キャベツもあったので入れました。
あさりの身をご覧ください。カラの中一杯に身が入っている。殻だけ大きくて中身はちんまり……なんてことにはならない。いい品質です。
大きなアサリは食べ応えがあって、出汁もしっかり出ている。
煮汁までうまみたっぷり。身体にタウリンがしみる……。
汁まで全て飲みきりました。ごちそうさまです!
地元にあった魚屋さんを思い出した
うちからはとても行きやすく、鮮魚を買っても冷たいうちに家に帰れる距離。
こんなに新鮮で美味しいお刺身盛り合わせ、ちょっといいスーパーにもまずないですよ。
デパ地下で買うより絶対に安いし……。
そういえば、こういうスタイルの魚屋さん、出身地(海沿い)に何件かありました。
小さなお店で観光客向けではない感じですが、地元民はそういうお店で毎日のおかずになる魚を買っていました。
お店の親父さんに「今日のおすすめは?」と聞いて、おすすめ調理法も教えてくれて、刺身もきれいに造ってくれたりする。
今は後継者不足なのか人口減の影響か、そういうお店も少なくなっているそうですが……。
懐かしいです。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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