今年の札幌は観測史上初とも言われるほどのドカ雪に見舞われています。
特に年末年始、ガッツリとした雪かきをしなかった日は無いくらい、毎日降り続いていましたねぇ。
このドカ雪の中で雪かきに奮闘する中、実は私、ぎっくり腰をやってしまいまして……。
雪かきで腰を痛めるのは毎年のことなのですが、動けないほどのぎっくり腰、いわゆる「魔女の一撃」を食らったのは久々でした。
↑ここまでならよくある話ですが、一週間のぎっくり腰との闘いを経て、なぜか3kgも痩せてしまったのです。
おまけに腰とお腹周りもキュッと引き締まり、図らずもダイエット効果を得ることになりました。
ぎっくり腰発症から普通に動けるようになるまで一週間ほどかかりましたが、発症前日よりもかなり痩せていて驚きました。
ぎっくり腰で痩せるなんてことがあるのか?その理由を考察してみます。
ぎっくり腰で痩せるのはなぜ
満腹を避け小食になった
炊事を主に行う私が動けなくなると、必然的に夫にお願いすることになります。
夫チョイスの食事はどうも炭水化物メインになりがちですが……、それでも痩せたのには理由があります。
それは、単純に食べる量が減ったからです。
ぎっくり腰のピークのときは満腹でお腹が膨れるだけでも腰に響く感じがして、腹八分目、いや六分目くらいに食事量を抑えていたのです。
そのせいで摂取カロリーが減った→痩せたというわけです。
小食の結果、規則正しくお通じがあった
食事量を抑えたせいで胃腸の働きが正常になったのか、ぎっくり腰闘病中、なぜか便意は規則正しく訪れるようになりました。
便意があってもトイレまでの道のりが大変だし、便座に着くことができても力いっぱいいきめないのですが、それでも便が出るだけ、便秘でお腹が張った状態よりはかなりマシでした。
ぎっくり腰の発症前日までにクリスマスのごちそうやケーキ、仕事納めの開放感からの暴飲暴食していたせいで普段よりも便秘気味だったのですが、そのあとしっかりお通じがあったのはありがたかったです。
この良好なお通じのおかげでお腹もへこみ、むくみも解消されて痩せたと考えられます。
痛みに耐えるため常に全身に力が入る
風邪やインフルエンザで痩せるときは、体重だけ減るケースや、やつれてしまうケースが多いのですが、今回はそうではありませんでした。なぜか健康的に引き締まったというケガの功名……。
ぎっくり腰の急性期って痛みが本当に鋭くて、恐怖を覚えるほどですよね。
油断して何度かあの鋭い痛みを食らうと、防衛本能なのか、身体が常に緊張状態になってしまうんです。寝ても座っても、立っても歩いても。
ただ立ち上がるだけでも太ももやふくらはぎ、身体を支える腕、肩まで力を入れて動くことになるので、普通の生活をしているだけでもかなりのトレーニングになったと思います。
ぎっくり腰を理由に家事をほとんどやっていないのに、常に全身筋肉痛状態でヘトヘトでした。
立っているときは常に腹筋に力を入れお腹をへこませている
「小食になった」の項でも書きましたが、ぎっくり腰の痛みがあるときは、お腹をだらしなく出っ張らせていると腰にすごく負荷がかかるのです。
そのため、立っているときは常にお腹を最小限までへこませて、グッと力を入れていることが多かったです。
このおかげで腹筋がすごく鍛えられたようで、ウエストが見るからに細くなりました。
(画像はとても載せられませんが、痩せてた頃のズボンが入るようになった)
部分痩せは不可能だという説もありますが、痩せたい部位に常に力を入れているだけで引き締まるものなんだな……と実感しました。
腰が曲げられないのでしゃがみ立ちが多くなる
腰を痛めると、洗顔、靴下やズボンの脱ぎ穿き、床に落ちたものを拾うなどの腰を曲げる動作が全くできなくなりますね。
でも顔は洗わなきゃいけないし、着替えもしなければ。床に落ちたものは、すぐ使わないなら放置でもいいけれど、必要なら自分でなんとか拾わなければいけません。
こういったとき、腰が曲がらなければ膝を曲げてしゃがむ必要が出てきます。しかも腰を曲げないように気を付けると、必然的に太ももにグッと力を込めて膝だけを曲げる「マジなスクワット」になる。
このスクワットの動作を一日に何回もする暮らしを一週間続けたおかげで、太ももや腰回りが引き締まったようです。
「ぎっくり腰を楽にする体操」を頻繁にやっていた
あまりにも腰の痛みが辛くて、有効な体操を調べた時に行きついたのがぎっくり腰を楽にするという体操。
うつぶせに寝て少しずつ上体そらしをしたあと、四つん這いになって片足を床と平行になるように上げるという動作なのですが、これがよく効いて、一時的に腰の痛みが和らぐような気がしました。
そのため、一日に5~6回一連の体操を行うことになり、一週間続けた結果、腹筋背筋の運動になったのではと思います。
発症前日が体重のピークだったこともある
痩せたと思われる理由は上記の通りなのですが、実は、ぎっくり腰を発症する前日の体重が、普段の自分よりもかなり重いというのも述べねばなりません。
12月半ばから年末にかけ、クリスマスケーキ2台、家でピザパーティー、豪華懐石料理の外食、家系ラーメンご飯付などなどのいかにも太りそうなイベントが目白押しだったせいで太り気味だったのです。
太ってすぐなら痩せやすいと言われる通り、暴飲暴食の直後に痩せやすい生活に切り替わったために体重がスムーズに落ちたとも考えられます。
今回のぎっくり腰は文字通り「怪我の功名」ということでしょうか。
でもあの苦しみ、できれば二度と味わいたくない!!
これからもドカ雪が降るかもしれません。皆さん雪かき時の腰の事故には気を付けましょうね!
そして万が一腰をやってしまっても、「これで痩せるかも」と信じて耐えましょう!
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