どうも、不要不急の外出を控えるよう要請されている札幌市民です。
で、外出の頻度が下がると反比例するように上がってくるのが通販の頻度なのですが、ここ最近は「どうせ必要になるから!」と自己弁護しながら買ったものの多さに我ながら引いています。
その一つが、わざわざ米Amazonから輸入したaddiの編針セット!
注文から10日くらいで手元に到着したので、その使い勝手の感想を書いていこうと思うのですが……。
商品ページに記載のものと異なる商品が届いてしまいました。
輪針を各種揃えるならセットの方がお得でしょ
編み物愛好家に常に高評価を得ている編針メーカー、addi。ドイツの会社です。
私はフェアアイル編みを始めたころにaddiの輪針を知り、その使いやすさに惚れてしまいました。
そして何か編もうと計画するたび、その指定の号数を買い足すということを繰り返してきたのですが……。
号数ごとに60cm、80cm、100cmとコードの長さの違うものをそろえていくと、整理しにくいわ、お金がかかるわ、絡むわ、刺さるわ、紛失するわでもう大変!
ということで、アラン編みにハマって太い針をそろえたくなった今、付け替え式の輪針セットを購入しようと決めたのです。
addi製品は大体海外の方が安い
addiの付け替え輪針セット「クリックシステム」各種は、日本でも手に入ります。
でも、少し前にホルストガーンのオンラインショップで売られているのを見て、日本で買うより断然お安いことを知ってしまった……。
最近個人輸入を覚えた私としては、同じものを買うなら送料込みでも安い海外から購入したい。
英語力もほとんど無いくせに……。
ということでAmazon.com、つまり米Amazonから買うことにしたのです。
本当はホルストガーンから毛糸と一緒に買いたかったのだけど、しばらく前から品切れなんですよね。
→今日見たら入荷したみたいですね。
addiクリックシステム、お安く出ていたレースショートにした
米Amazonは初めて利用するのでまず登録からしなければいけないのですが、これはホルストガーンの登録での経験が役立った。
ただ、入力ページを日本語に翻訳してしまうと入力がおかしくなるので、英語のままで頑張る必要があり、手間取った部分も。
登録を無事終えたらあとは日本のAmazonを利用するときと変わりません。
しかし、米Amazonに出品されているaddiの輪針セット、すごく種類が多いうえに価格もバラバラ。
当然ですが英語表示なので違いを100%理解できているとはいえず……。
結局色々考えて、
- 当然日本への発送に対応しているもの
- 最低限、付け替え針とコードが入っていればOK(付属品は別になくていい)
- 最新式である必要は無い
- 3.25mmまでの細いものはもう持っているので、アラン編みに使う号数が入っているもの(6~12号くらいまで)
- 針の長さ、先端の細さは問わない
という点を満たしたものの中で、一番安くて信頼のおける商品を買うことにした結果……
「addi Click Lace Short Tip Interchangeable Circular Knitting Needle System with Skacel Exclusive Blue Cords」という商品名の、レースショート針8組が入ったものに決めました。
英語だとこんな長ったらしい商品名になるんですね。
なんとなく訳すると「addiのクリックシステム、レースショート先端で付け替えできる輪針 Skacel限定青コード」といったところですか。
Skacelっていうのは北米にあるaddiの正規販売代理店のようです。そこの限定商品ってことですね。あさつる限定みたいなものか……?
正規販売代理店からの出品ということで、信頼度は高い。日本のマーケットプレイスから出品されている、怪しげな並行輸入品よりも信頼できる……。
お値段は送料込みで100ドルを切ります。うん、安いな。(購入時は上の画像よりさらに安かったです)
これを購入したのが日本時間3月2日の午前中。もちろん現地は夜中ですから、自動配信メールしか来ません。
一応、9日~14日の間に届くとされていますが、まあ海外からですし気長に待ってみましょう。
米Amazonの購入履歴ページでは、ずっと「土曜日(つまり14日到着)」となっていたのですが、11日に届きました。
普通に佐川急便の方が、いつも通りに配達してくれました。
UKのAmazonからの発送で、10日かからず届くんですね。
無事到着したが、中身が説明と違う
届いたらさっそく内容確認しましょう。
思ったよりしっかりした合皮?のケース。
セット内容はレース用の尖った先端、付け替え針は短いタイプ。
コネクターがあるのでコードを2本を繋げて長くして使うこともできる。
号数はUS 4、6、7、8、9、10、10.75、11号の8組。
日本の号数なら5号、6号、8号、10号、11号、13号、ジャンボ7mm、ジャンボ8mmってとこですか。号数によって0.1mmくらいの誤差はありますが。どうせ本の通りのゲージにならない手をしているので、多少の誤差はいいんです。
肝心のコードはケース外側のジップの中に入っています。
特に狙っていたわけではないけど、今注目のライフラインを入れられるスリット付きの青コードが入っているはず……(このスリット付きコードをaddiでは「SOSコード」いうらしい)
が!!!
裏のジッパーの中のコードは全て赤コード!
まあ赤コードでもスリット入ってるかも、と隅々まで見るも、どこにもライフラインを入れるはずのスリット無し!!
40、50、60、80、100cmとちゃんと5本入ってはいますが、これ、商品ページのと違いますよね?!
正規販売店ということで信用したのに……。
最初、返品交換依頼するか?!と意気込んだのですが、前述のとおり英語力ナシ、おまけに今編みたい物が渋滞中で、新しい針の到着を待っていたら桜が咲いてしまう。
そう考えるとどんどん「これでいいか」という気になってくる。いや、通販の原則に反する行為をされているわけですから、それを正すのは消費者の義務とも言えるんですが……。
前述の、購入する最低条件も満たしているし、もともとSOSコード目当てで買っていないし、日本で買ったらこの旧バージョンでも18000円とかします。
それが、購入を決めた3月1日時点で79.03ドル(定価は111ドル)。日本への送料(16.74ドル)を含めても100ドル切っちゃう値段で買えたことの方がラッキーと考えた方がいいかも。
SOSコードではない旧タイプ、日本Amazonの安いとこでも14000円くらい。多分並行輸入品だろう。
こんな理由で、返品せず使い続けることにしました。ヘタレです。
まあいいか、SOSコードだけで買い足すこともできるみたいだし、今は透かし編みやらないから必要ないし……。
ちなみにコードと一緒に入っていた赤い小さな円盤は、シリコン製で接続時に使う滑り止めみたいなもの。これで針とコードを包むように持って、カチッとするまで押し込みます。
返品交換は諦めて試し編み
赤コードでもいいかと開き直って試し編みします。US9号で極太毛糸をメリヤス編み。
まだしっかり使い込んではいませんが、試し編みする限りでは使いやすいです。
口コミで見る「コードと針の境目に糸がひっかかる」「針とコードが外れる」などもあまり気になりません。
ショート針は作り目がしにくいですが、小さなモーションで一目編めるので疲れにくいです。長棒針だと肩こっちゃう体質なので……。
ちょっと残念な結果だけど、まあいいか
針セットが届いたところで、在庫毛糸の消費もかねてセーターの一枚も編んでやろうと思います。
私の手がきついのか、指定糸ではないからか、毎回必ずゲージが合わないんです。
だから編針の号数が小刻みにあるととても助かる。
今期はもう着られないだろうけど、アラン編みの自分用セーターを編もうかな。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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