ラクレットというチーズをご存知でしょうか。最近では専門店もあるくらいメジャーなチーズなので、知らない人の方が少ないかもしれませんね。
今日は、このラクレットを定番以外の食べ方で頂く方法をご紹介したいと思います。
それは……、「ラクレット豚丼」!帯広名物の豚丼に、とろーっと溶かしたラクレットをかけただけですが、これが美味しい。意外な組み合わせなのに、すごく相性が良いのです。
ということで今日はラクレット豚丼を作っていきます。
スライスされたラクレットはコストコのものがお得
ラクレットと言えば、半月型の大きなチーズを切り口から溶かして、じゃがいもやソーセージなどにかけて食べるスタイルが定番で、大きなチーズを食べきれるだけの要員と、専用の道具がなければ食べにくいものというイメージです。
しかし!今は便利な時代で、ご家庭でもフライパンなどで溶かして手軽に食べられるように、外皮を取ってスライスされたものがスーパーなどで買えてしまいます。
北海道産のラクレットもたくさんありますが、私はいつもコストコの「ル・ルスティック」というブランドのラクレットを買っています。
これ、普通のスーパーだと160gで800円くらいなんですが、コストコだと400g入って1000円くらい。どうです、お得でしょう!?
でも、大容量すぎて一度では食べきれず、2~3回に分けて食べることになるんですよね。だからこそ定番の食べ方以外にもハンバーグやら豚丼やらに使いやすい。
ラクレット豚丼を作っていきます
材料。豚丼用にスライスされた豚ロース肉(お好みの部位でよいですが、チーズのコクが入るため赤身多めのところがおすすめ)、豚丼のタレ、そしてラクレット。あとはご飯を炊いておきましょう。
豚丼のタレは8月ごろにご紹介した、北海道アイの豚丼のタレ。二本目です。最近では札幌市内のスーパーでも取り扱うところが多くなってきました。
作り方は説明するまでもないです。フライパンでお肉を焼いて、火が通ったらタレを絡める!
同時進行で、小さめのフライパンでラクレットを溶かす!普通の溶けるチーズよりも臭みがありますよ、でもそれがラクレットの美味しいところ!
溶かしすぎると縁からカリカリになってくるので(このカリカリしたところもはがして食べると美味しい)、ほどほどの溶け加減で火からおろす。なお、この状態のラクレットを野菜やベーコンなどにかければ、定番のラクレット料理になります。
盛り付けた豚丼にとろーっとかける!そして、上には黒こしょうを振るのが美味しいです。
チーズが固まらないうちに頂きます!
おつゆと副菜も用意して、いただきます!
豚丼の甘辛いタレがチーズのコクや軽い酸味に合う!この北海道アイのタレは甘さ強めなので、それだけだとくどくなっちゃうのですが、チーズのおかげでそのくどさが中和されています。
不思議ですね、甘辛だれにチーズなんて、くどい×くどいで重くなって食べにくくなりそうなものですが、むしろ軽くなります。カロリーはかなりのものだと思いますが……。
いやいやカロリーなんて気にしないでいきましょう。ラクレットをかけるだけで、ただの豚丼として食べるよりも数倍美味しくなっている。
豚丼好き、チーズ好きな人は是非是非やってみて下さい!
道外でも豚丼のタレは買えると思いますが、手に入らない場合は↓こちらの豚丼のタレの作り方を参照してください。
帯広のどこかで食べたラクレット豚丼が原点
もう、かなり前でどこのお店だったかは覚えていないのですが、帯広市内(にも入っていなかったかも……)の豚丼屋さんで、ラクレットがかかった豚丼を食べたのが忘れられず、自宅でもたまにやるようになりました。
山わさびとか温玉とか、豚丼のトッピングは色々ありますが、今まで食べたものの中ではラクレットが一番美味しかった。
ということで、自分の完全オリジナルというわけではないのですが、これは是非広まってほしいと思い、紹介させて頂きました。
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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