煮崩れさせずシャキシャキ感を残す!キャラメルりんごを作る

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りんご 作り置きと保存食
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りんご!頂き物です。

こんなにたくさんりんごがあるときは、大抵ジャムにして保存できるようにします。

 

前に、バターとカラメルのりんごジャムの作り方をご紹介しました。

バターとカラメルを効かせたアップルパイのようなりんごジャム
秋になると必ずりんごジャムを作ります。 それも普通のジャムではなく、砂糖を焦がしてカラメル風味にした上に、バターも入れたリッチバージョン。 これがすっごく美味しい上に、使い道も色々あるのです。 今年は、余市や仁木名産の「あかね」を使って作り...

これはりんごの果肉が全て煮崩れた状態の、ペースト状のジャム。

 

今年は目先を変えて、果肉の姿を残し、汁気もある程度残った「キャラメルりんご」を作ります。

名前、これでいいのかわかりませんが、少なくともジャムではないのでこのように呼んでいます……。

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漬物のようなシャキシャキ感のキャラメルりんご

ここで作るのは、生のりんごとはまた違ったシャキシャキ感を残したものです。

なんというか、大根のつぼ漬けのような食感と言えばいいのか?そんな感じの歯触り。

ペースト状になったりんごジャムも美味しいのですが、やっぱりりんごは歯応えも重要ですよね。

作り方はペースト状のジャムと大差ないのですが、一つコツがあります。

それは……、加熱する前にりんごに砂糖をまぶして、水分を絞ること!これだけで煮崩れないのです。

材料(りんご4個分相当)

材料

りんご 4個(皮と芯を取った重量は700gほどでした)

砂糖(ここではきび砂糖、てんさい糖でも上白糖でもお好みで) 200g(りんご正味量の25~30%くらいでいいです)

無塩バター 70g(砂糖の1/3程度)

レモン汁 1個

シナモンパウダーとカルダモンパウダー 少々(シナモンパウダーだけでもOK)

砂糖はジャムにするには少なめですが、汁気をかなり煮詰めるので、これくらいの量でもしっかり甘くなります。

日持ちは砂糖多めのジャムよりも短いと思います。

作り方

  1. りんごの皮をむいて芯を取り、4つ割りにして5mm幅のいちょう切りにする。これに砂糖とレモン汁、シナモンとカルダモンをまぶす。
    いちょう切り
  2. 2時間ほど放置すると水分が出てくるので、これを絞って汁とりんごの実に分ける。りんごが崩れない程度にしっかり絞った方がいいです。
    汁が出た
  3. ボウルに残った汁と溶けきらなかった砂糖をフライパンに入れ、中火で煮詰める。
    煮詰め前

    沸騰
    かなり煮詰まってきて、泡が細かくなってきます。ここで焦がすか、焦がさないかで甘さや風味が変わります。今回は焦げる一歩手前で加熱をストップしました。
  4. カルメ焼きのように泡が盛り上がるくらいになったら、バターを投入して溶かす。
    バターを入れる
  5. バターが溶けたところで絞ったりんごを入れ、火を弱めて煮詰める。
    りんごを入れる
  6. りんごを入れてからさらに水分が出るので、これを飛ばすように煮ます。りんごに火が通るまではあまり触らず、ゆっくり飛ばす。
    完成
    これくらいの煮詰め加減だと、りんごのフレッシュさがギリギリ味わえるくらい。

実際はここからりんごがあめ色になるまで水分を飛ばしました。が、その画像が撮れておらず……。

 

煮詰めたりんごは汁ごと清潔な瓶などに入れて冷蔵庫で保管します。

活用法は

完成したキャラメルりんごは、汁をよけてお菓子のフィリングにしたり、

タルトの具

これはりんごタルトを作っている途中の様子。この上にアーモンドクリームを絞って焼きました。

たると

美味しかったです。

 

また、もっと手軽に、熱々になるまでレンジで温め直してアイスクリームにかけるのもとても美味しいです。

アイス

こんなに煮詰めてもりんごの身がしっかり残っていて、シャキシャキしています。トロっとした汁気部分との対比が美味しいです。

 

パンにも当然合うのですが、普通のジャムより水分が多いのでちょっと食べにくいかもしれません。

パンに合わせるときは工夫が必要かもしれない。

汁を絞るだけで煮崩れにくくなるのが不思議

いつも作るキャラメルりんごジャムはクタクタに煮崩れているものなのですが、最近この食感がつまらないな……と思うようになりました。

生りんごのアップルパイが好き、という話をしたことがありますが、結局私、りんごのあの歯触りが好きなんですよね。

今回作ったキャラメルりんごは、ジャムと言うには汁が多いものですが、食感も残っていい感じです。

クタクタのりんごジャムが苦手という方、是非お試しを……。

 

ということで今回はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

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