クラフトコーラ、少し前から流行っていますね。
おしゃれなカフェなどでたまに見かけるようになりました。
ペットボトルに入った大手メーカーのものとは少し違った味わいになるものの、作る人の個性に合わせて色々とアレンジできるので、お店ごとに飲み比べをしてみるのも楽しかったり。
そんなクラフトコーラは一般家庭でも作れるそうです。
なんだか楽しそうなので、さっそく作ってみました!
クラフトコーラを作る!
材料は自宅にあるものを使います。そして自己判断で材料を足したり引いたりしています。
すみません、ブレています。なんでこんなにブレた?
材料は、バニラシュガー350g、黒砂糖100g、レモン2個(あとでもう1個足したので画像には1個しか写っていません)。
シナモン2本、ドライジンジャー4g、カルダモン3g、クローブ2g、フェヌグリーク2g。
白い砂糖でもクラフトコーラはできるのですが、やっぱり黒さが欲しくて黒砂糖を混ぜることにしました。
また、白砂糖もただの上白糖やグラニュー糖ではなく、バニラのさやを突っ込んでしばらく置いた自家製バニラシュガーを使います。コーラのために高価なバニラビーンズを買う予算は無い……。
そしてスパイス。シナモン、クローブ、カルダモンは大体のクラフトコーラに入っているし、甘い味に合うスパイス。
カルダモンは皮ごと入れるのですが、香りが出やすいようにさやを開いておきます。
そちらに加えてジンジャーとフェヌグリークを入れます。ジンジャーを入れるとジンジャーエール寄りの味になります。
フェヌグリークはカレーに付き物のスパイスですが、実はメープルシロップ代用品の香りづけに使われているくらい、甘い香りです。
レモンは皮ごと煮るのでできれば無農薬がおすすめ。なければ国産品をしっかり洗いましょう。
一つは輪切り、一つは汁だけを使います。
さあ作っていきます。
全ての砂糖、水500ml、全てのスパイスとレモン1個分の輪切りを加えて中火にかける。
沸騰するまではなんというか、ポプリとかがありそうな、カントリー風のカフェ?のような香り。バニラとシナモンが前に来ています。レモンの爽やかさも加わって洋菓子っぽい香りです。
どこかは思い出せないが、絶対どこかで嗅いだことがあるはず……?
このまま加熱し続けると、一気に生姜の香りが優勢になります。さっきの西洋風な香りはどこへやら、インド・アジア系の香りに変わる。うーむ、沸騰前の香りの方が好みだったな。生姜を減らせばよかったのかな。
沸騰したら5分ほど煮て、レモンを取り出す。入れっぱなしだと苦みが強くなります。苦い方が良ければ入れたままでも。
ここにレモン汁1個分を絞り入れ、蓋をしてゆっくり冷ます。
常温まで冷めたら冷蔵庫で一晩寝かせてからスパイス類を取り出す……のですが、待ち切れず試飲します。
氷をたくさん入れたグラスに原液と炭酸水を入れて混ぜる。原液大さじ2に対して炭酸水200mlくらいがちょうどいい甘さでした。
混ぜると泡が弾ける。生姜が強く、ジンジャーエールっぽくもある。
だけどちゃんとコーラの香り。バニラの香りがコーラっぽさを出している。バニラって意外と重要なんですね。
かわうそお祈りグラスで頂きます。
ああ、レモンの酸味とバニラとシナモン。これだけでコーラ的な味になっている。
そして黒砂糖のコクというかくどさがジャンクな感じを出していていいですね。
白砂糖だけよりも黒砂糖入りの方が断然味に深みが出ていいと思います。全て黒砂糖ではくどそうなので、4/1くらいを差し替えるのがいいです。
しかも、黒砂糖のおかげで黒っぽい色になったのが良かった。透明だとコーラを飲んでいる感が薄いと思う。
試しに入れたフェヌグリークの香りもしっかり立っています。メープルシロップのような、煮詰めて焦げた砂糖っぽい香りが加わった。そしてこの香りがより一層コーラっぽさを出している気もする。
市販のコーラはカラメルで色を付けているので、このフェヌグリークの香りに近いものがあるのかもしれない。
たくさんスパイスが入っているせいか、飲んだ後お腹がなんだかポカポカします。氷を入れて冷やしたものを飲んだのに不思議ですね。
砂糖の量を気にしなければ、意外な健康効果もあるかもしれません。
作った原液は、スパイスを漉し取ったあとに瓶に入れて冷蔵庫保存すれば一週間はもつとのこと。
炭酸割り以外にもカクテルの材料にしたり、バニラが気にならなければ煮物の甘味付けにも使えます(クッキングパパでコーラ肉じゃがっていうのありましたね)。
そろそろ手作りドリンクまとめを作るべきか
この夏から秋にかけて、おうちで飲めるカフェドリンク的なものをかなり作ってきたと思います。
レモネード、紫蘇ジュース、マンタローなどなど……。
これらを一覧で見ることができるまとめ記事を書いた方がよさそうです。
近日公開!
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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