花ズッキーニ。あのウリ科野菜のズッキーニの、花の部分です。
こちらを人から頂いたのですが、自分で調理してみるのは初めて。
花部分に何かしら詰めて焼いたり揚げたりするのが一般的です。
今回は、何を詰めてみましょう……。
花ズッキーニには雌花と雄花がある
花ズッキーニは、そういう品種があるのではなく、通常のズッキーニを育てる際に間引いた花でしたっけ。
今の季節になると道の駅でたまに見かけますが、確か雄花と雌花があったと思います。
今回頂いたのは雌花ばかりですが、もし雄花だったらうちのズッキーニの受粉に使えたかも……。
雌花は御覧の通り実がついていて食べ応えがあります。雄花は花がしっかりして比較的日持ちするらしいです。
花の中には丁寧にティッシュが詰められていて、花がしぼまないようになっている。めしべも切り取ってあって、虫が入っていることもありませんでした。
サッと洗うだけですぐに使えるようになっているのがありがたいですね。
クリームコロッケ風にしてみる
さて、花の中に具を詰めて調理するわけですが、フレンチやイタリアンで見るのは、魚のすり身やチーズなどですね。
しかし、これではご飯に合わない……。
もうちょっと庶民的なおかずにするために、今回はクリームコロッケの具、つまりホワイトソースを詰めてみることにします。
小麦粉を多めにしたホワイトソースを作ります。牛乳カップ1杯分くらい。塩コショウ、ナツメグで味付けします。
刻んだハムを入れて、タッパーなどに流して冷やしておく。
ホワイトソースが冷えたら絞り袋に入れ、洗った花ズッキーニの花の中に適量詰める。
花びらを破らないように慎重に……。
そして花を丁寧に閉じる。楊枝で止めたり縛ったりしなくても、具が漏れ出ることはありませんでした。
実の部分に縦に切れ目を入れる。こうすることで揚げ時間が短くても火が通る。
さて、これで準備完了。全体に小麦粉をまぶしておきます。
その上から薄めの天ぷら衣をまぶして、熱した油で揚げます。
温度は180~190℃と高めにして、短時間サッと揚げて引き上げます。1分弱くらい。
これで完成、付け合わせとともに盛り付けるわけですが、あまり美味しそうに盛れませんでした。
結局はクリームコロッケなので、中濃ソースをかけて頂きます。
中はちゃんとトロッとしました。揚げ時間が短いので爆発もしなかった。
味ですが、ズッキーニ部分は見たまんまズッキーニの天ぷら味。
クリーム入りの花の部分は、あまり癖がなくて、グラタンを食べているような感じ。青臭いとか、花の匂いとかを想像しましたが、そういうものは一切ありませんでした。
見た目が派手なのでごちそう感があります。おしゃれ食材ながらほどよく庶民的だし。
ただ、クリームコロッケだと思って食べると量が少ないかな……。
クリームは少なくても実の部分が食べ応えを補っているので、満足感はありました!ズッキーニ、油と合うよね!
次はご飯を詰めたい
花ズッキーニの料理を調べていると、花の中にリゾット?トマトライス?を詰めて、ライスコロッケ風にして揚げるものもあるらしいです。
それ美味しそうだな~。でもこれはおかずなのか主食なのかわからないですね。
しかし家にある材料でできそうなので、次に花ズッキーニを入手したらご飯詰めにしてみよう!
ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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