過去に、ロイズの「パンナフレスカ」という生クリームサンドパンが美味しいという話を書きました。

比較的通りかかる道にある屯田公園店にも置いてあることを知り、以降何度かパンナフレスカを食べに立ちよっていました。
が、コロナウイルスの影響で、イートインは休業となってしまい、必然的にイートイン専用パンであるパンナフレスカも棚に並ぶことがなくなってしまったのです……。
考えてみればこのパンは生クリームとコッペパンでできている。
パンさえ上手に焼ければ、生クリームは売っているものを泡立てるだけですから、自作もできるのでは?
そう思って、作ってみることにしました。
パンナフレスカ風の生クリームコッペパンを作る
パンはそれっぽいコッペパンを買ってきても良かったのですが、せっかく時間があるので自分で焼きます。
過去に紹介したコッペパンのレシピで作りますが、イーストを半分に減らしてゆっくり発酵させて焼きました。

さて、パンが焼けて冷めたら生クリームの準備をします。朝食べたいので前日夜に挟んでおきます。
本当は挟んですぐ食べた方がいいのだと思いますが、朝はバタバタしそうなので……。
ということで、作業開始時間は夜の12時前。
私の記憶が正しいなら、ロイズのパンナフレスカの説明書きには「乳脂肪分47%」と書かれていたと思います。
市販の生クリームでこの脂肪分にドンピシャなのが、よつ葉の「純生クリーム」!
「種類別:クリーム」の、正真正銘の生クリーム。「乳等と主原料とする食品」とは風味が違う。
しかし、日持ちしないので、こういうものを好む客層がターゲットのヨーカドーかイオンまで行かないと売っていない。
さて、この純生クリームに砂糖を加えて泡立てていきます。100mlの生クリームに砂糖を10g。あと、風味づけにグランマルニエを少々。
この量でパンナフレスカ2本分。残った生クリームはプリンにしようかな、明日の朝もパンナフレスカにしようかな。
生クリームと砂糖を入れたボウルを氷水に当て、ぼそぼそになる直前までしっかりと泡立てます。
普通のデコレーションに使うには泡立てすぎという固さにしないと、パンからダレ落ちてしまいます。
しっかり泡立ったらコッペパンを背割りにして、真っ二つにちぎれないようにグッと開いて、ヘラなどでクリームを挟み込む!
上から見て、パン:クリーム:パンが1:1:1に見えるように、たっぷり入れ込む。こういうものは、中途半端はいけないぜ……。
そしてクリームの部分をならして、粉砂糖を振って完成。後で思いましたが、粉砂糖は食べる直前に振るべきでしたね。
パンの柔らかさを重視するならこのまますぐに食べた方がいいのですが、朝食にしたいため朝まで冷蔵庫保管します。
時間に余裕がある人は、食べる直前に作るといいと思います。
給食っぽい食缶に入れて冷蔵庫へ。ちょうどいいタッパーがなかった。
さて翌朝。さっそく頂きましょう。
湿気で粉砂糖が消えてしまいました。ちょっとべとべとしてる……。
しかし、美味しそうだ。
コーヒーとともに頂きます。
生クリームの甘さは控えめで作ったのですが、朝食にするならこれくらいの甘さがちょうどいいですね。パンと一緒にするする食べられます。
パン、冷蔵庫保管でちょっと固くなってしまいましたが、そのパサッと感をクリームが補ってくれています。
これはもうケーキと言ってもいいかもしれない。苺でも挟めばもうケーキだ。
そして改めて思ったのですが、やっぱり純生クリームはいい。美味しいし、食べやすい。
個人の体質かもしれませんが、植物性ホイップよりも動物性の方が胃に響かない気がします。融点が低い?
あっという間に完食!
ロイズのパンナフレスカにかなり近いものを作ることができました!
美味しかったです、ごちそうさま!
カロリー消費のために運動してくるかな!
おうちパンナフレスカに大満足
朝からかなりボリューミーでしたが、ずっと食べたかったパンナフレスカが家で味わえて、身も心も満足といったところです。
この程度の手間なら家で作ればいいかな、とも思いましたが、純生クリームが近くに売っていないというのがネックです。
近くのスーパーでは雪印の赤いパックか明治の袋入りしかない。純生クリームを買うために発寒のイオンや屯田のヨーカドーに行くなら、手っ取り早くロイズに寄っちゃうよね!早くイートイン復活しないかな。
【後日追記】
イタリアのローマにはこの菓子パンに似たようなものがあるそうですね、
「マリトッツォ」というものだそうです。今は日本のパン屋さんでも流行ってきているとか……。札幌では見かけないな。
マリトッツォはコッペパンではなくブリオッシュにクリームを挟んだものだそうです。これもいずれ作ってみたいです。
【さらに後日追記】
作りました。美味しい!

ということで今回はここまで。
最後までお読みいただきありがとうございます。
コメント