昨日、牛乳にレモン汁を入れて作ったリコッタ的なチーズ(←カッテージチーズかも)を使って、カッサータというイタリア・シチリア島の冷たいお菓子を作ります。
昨日の記事はこちら

イタリアンレストランのデザートとか、ちょっとおしゃれなカフェなんかのメニューで見られるカッサータ。
卵が入らないアイスクリームみたいなもので、シャーベットなどよりも濃厚、でも軽くて、ドライフルーツなどがアクセントになって美味しいのです。
冷凍しておけば日持ちするし、この季節にちょうどいいかなと思ったので自作して見ることにしました。
牛乳を固めたチーズ的なものと生クリームで作るカッサータ
材料さえあればとても簡単で、泡立てて混ぜて固めるだけ。
これだけでアイスクリームとも違う、クリーミーでどこかさっぱりした冷たいお菓子が完成します。
ラムレーズンとラムいちじくは先日作ったジャマイカンラムボールの残り、

いよかんピールは冬に作っておいたものを刻んでラム酒に漬けたものです。

ドライフルーツもお酒の種類もお好みのもので良いようです。
アマレットなどで作ればよりイタリアっぽくなるかな?
材料 1リットル牛乳パック1本分
生クリーム 200ml
リコッタ的自作チーズ(または市販のリコッタチーズ) 180g
はちみつ 50g~60g
ドライフルーツの洋酒漬け(今回はラムレーズン、ラムいちじく、ラムオレンジピールを使用)合計カップ1杯くらい
むきピスタチオ 5g
むきくるみ 30g
アーモンド 20g
その他お好みのナッツ
刻んだチョコレート 30g
生クリームはフレッシュな種類別:クリームのやつが欲しかったけど、今生クリームもホイップクリームも品薄なんですね。ということで、わずかに在庫があった純乳脂肪ホイップです。
型は牛乳パックを再利用しています。どうせ乳製品だし……。
ちゃんとした型で作りたい場合は、オーブンシートなどを敷いておきましょう。
作り方
- くるみとアーモンドはオーブンやトースターなどで10分程度焼き、粗く刻む。
- 生クリームに氷水を当てて8分立てに泡立てる。泡立ったら冷蔵庫に入れておく。
- リコッタ的チーズとはちみつをボウルに入れてヘラなどで滑らかになるまで練る。(市販のリコッタチーズを使用する場合は、チーズだけで練ってからはちみつを入れる)
全てはちみつで作ると結構シャバシャバになります。半分を砂糖に差し替えた方が良かったかな?
- 3に2の生クリームを1/3量加え、むらなくダマなく混ざったら残りを加えてしっかり混ぜる。
- ドライフルーツ、ナッツ、チョコレートを加えて均等になるまで混ぜる。
- 型に流す。牛乳パックの一面を切り取って加工したものです。固まった後に型ごと切ることができて便利!
- ラップして、冷凍庫でしっかり固まるまで冷やす。輪ゴムで型を補強しています。
- 一晩冷凍庫に置きました。パックを切って、切り分けていただきます。
食べてみます
冷たいお菓子なのでホットコーヒーを淹れて合わせます。
思ったよりも固くてもろくて、あまりきれいに切れませんでした。あとで食べた二切れ目、包丁を温めると切りやすかったです。
ピスタチオの緑をきかせるために、もっと入れても良かったかもしれない。
クリーム自体にはお酒は入れなかったのですが、ドライフルーツから染み出したラムの風味がちゃんと移っています。
生クリームが主体なので濃厚でコクあり、でもさっと溶けます。そして、生クリームだけを固めたものよりさっぱりしている。わずかにリコッタ的なチーズの固形がざらりと残るのも美味しい。
ドライフルーツとナッツ、そして冷え冷えのチョコが歯応え要素になっていて、クリームとよく合いますね。
これ、軽くて食べやすくて、おかわりしてしまいました。意外とたくさん食べられるお菓子でした。
日持ちするし意外と簡単です
冷凍する系のお菓子は、ケーキと違ってある程度日持ちするのがいいですね。
また、作業も卵をどうこうする必要が無い分、アイスクリームよりも簡単でした。
具もドライフルーツミックスを使えばお酒をかけておくだけで準備ができるし、あとは混ぜて固めるだけでできます。
チーズはもちろん市販のもので全く問題なし。
お酒が入るため、どちらかと言えば大人のおやつですが、断面が派手だし、前日に作っておけるので、ホームパーティーの締めに出せば喜ばれそうな気がします。(もちろん、コロナが終息してからね)
ということで今回はここまでです。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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