さすがに昨年のように毎日ということはなくなりましたが、未だ道路族のうるささに悩まされています。
今年は猛暑の夏なので、夏休み中、特に日が高い時間帯は外遊びをする人々もそう多くはありませんでした。大雨で急に寒くなった日もありましたしね。
が、8月後半にもなると日中暑くても夕方には落ち着く。この涼しい時間帯になってくると、大人も子供も道路にたまり始めるのは変わらずです。
しかも、親が一緒だと子供だけよりも解散が遅いし、下手するとそのまま庭先BBQになだれ込んだり……。複数世帯でBBQ、今どうなんですかね。
今日はそんな道路族へのささやかな抵抗をしてみた話です。
と言っても、道路族の中でも子供の騒音ではなく、うちのすぐ前でお喋りに興じる大人たちが対象。
うちはキッチンが道路に面した側にある構造で、オープン外構のために道路がすぐそこという状態です。
しかも、キッチンの壁の真裏は午後になるとすっぽりと日陰に覆われてしまうため、道路族、特におしゃべりに夢中な親御さんたちが溜まりがちなのです!
子どもの遊ぶ音や声もさることながら、至近距離での大人の話し声もなかなかのストレスです。
ということで、この方々を撃退するために行ったことをまとめて書いていきます。
台所前に溜まる人々を遠ざけるためにしたこと
大人のおしゃべりはまあ長い。子供は一か所に留まらず飽きてどこかへ行ってしまうが、大人は一度腰を据えて話し出すと、そこが車道でも、人の家の前でも気にせずずっとおしゃべりしている。
こちらとしては、会話が聞こえるのが嫌なので窓は開けられないし、窓が閉まっていてもたまに聞こえる爆笑にビクッとする。迷惑。
自分の家の前でもないのに、よくそこに長時間いられるな……!とここ数年ヤキモキしていたのですが、最近になって編み出した方法があります。
それは……、キッチンで外に影響が出る調理作業をすること!
音が出る作業、匂いが出る作業などをすると、多少なりと反応があります。
しかしこれは道路族への嫌がらせではなく、家の中で家事しているだけなんですから、外の人に配慮する必要ありませんよね?と開き直ることができる。
ということで、色々と試して効果があったものなどを書いていきます。
ただ換気扇を回すだけとか、匂いがきつくないものは効果薄
まず、匂いの出る調理をせずに換気扇だけ作動させたらどうだろう、と思い、ただ換気扇を回します。
すると、壁の向こう(私がいる側)に人がいることを意識したのか、最初はうちの前から離れていきました!
成功!と思ったのもつかの間、日向に長時間いるのはやっぱりしんどいらしく、最初はぎりぎり日陰に入るように車道で立ち話していたのが、車が通るタイミングでまたうちの前に寄ってきてしまいました。
では多少匂いのある空気を出したらどうなるか、と思い、換気扇の至近距離でぬか床を混ぜてみました。でも、これは効果なし。
近くで嗅ぐと結構クセのある匂いだと思うのですが、換気扇に入って外に散らされるとあまり臭くないのかも。
また、煮魚、味噌汁、天ぷらなどのそこまできつくない匂いも反応は薄かったです。
カレーを作る→去って行ったが一部には好評
やっぱり身体に染みつくほどの匂いがあった方がいいのかな?玉ねぎとか炒めたらどうだろう?
そう思い、この日16時くらいからカレーを作って反応を見ることに。
玉ねぎを炒め始めると多少は目にしみるのか、それとも服に匂いが付くのが嫌なのか、すぐにおしゃべり組は場所を変えました。
また戻ってきても嫌なので、ずっと換気扇を「強」にしっぱなしでカレー作りを続けていると、一部の子供たちから「カレーの匂いする!カレー食べたい!」という声が。
ほらほら、子どもが腹すかせてるんだから帰りなさいよ……。
とんかつ肉をバンバン叩く→大音量にビビッて去る
またある日は、匂いでなく音を出した場合はどうかと思い実験を。
キッチン前に道路族が溜まりだしたときを狙ってとんかつ肉を肉叩きでバンバン叩いて反応を見てみました。
うちの食器棚がビリビリ言うほどのパワーで叩いたせいか、音にビクッとした様子は見えました。
音がうるさいせいで会話に集中できないのかな?そのストレスを私は毎日受けているんですよ……。
入念にとんかつ肉を叩き続けているうちに、いつの間にか人はいなくなっていました。
その日のとんかつは柔らかかった……。
豚骨スープを煮る→うちの近くに寄ってこなかった
先日も別記事に書きましたが、敢えて道路族が溜まりそうな時間を狙って、長時間豚骨スープを煮たこともあります。
これはもう予防策で、撃退というより忌避効果を狙ってキッチン前が日陰になる前に調理を始めました。
このおかげか、日没までうちの傍に大人が来ることは無かったようです。(道路遊びしている子供はいた)
豚骨スープを煮る臭いって、外で嗅ぐと結構きついですよね。
でも道路族が溜まるたびに毎回やるのはガス代が……。
麻辣醤炒めを作る→効果あり?
これまで外の人への害を気にして避けていた「麻辣醤」も一度炒めたことがあります。
うちで愛用している麻辣醤、油で炒めると調理する人もリビングにいる人もむせてむせて大変なんです。だから道路族がいるときに調理してトラブルになっても困ると、敢えて避けていたのです。外の人がどれくらい影響を受けるか試したこともなかったですしね。
しかし、あのときはメンタルが限界だった。これで奴らが去ってくれるならどうなったっていいという気持ちでした。
それで道路族がいるのも気にせず換気扇を全開にして麻辣醤とにんにく生姜を炒めたところ、むせたり文句を言っている様子は無いが、すぐに去っていったようです。
危険を感じたのか、それとも単純ににんにく生姜の匂いがきつくて去ったのかはわからず。
でもまあ、何が理由だとしてもいなくなってくれたならそれでいいか。
道路族が絶滅するわけではないんですよね
このようにして、家のすぐ前に溜まるのを防ぐことはなんとかできたのですが、だからと言って道路族が解散して家に帰るわけではないんですよね。結局場所を変えてお喋りは続けている。
道路族の出没自体、気温が高いこともあり、夏休み中はむしろいない日の方が多いくらいでしたが、道路遊びそのものを禁止されたわけではないので、涼しくなると逆戻りです。それでボール遊びを始めるとやっぱり流れ玉が飛んでくるし。
そして何度も言いますが、大人が一緒だと遊びは日没まで終わらない。
特に、複数世帯合同でBBQをやっていると、夕方ごろにはお酒が回って子供に注意がいかなくなるらしく、薄暮時に未就学児だけで道路で走り回っていたりして、うるさい以前に本当に危ない。交通量少ないとはいえ公道ですよ、夕方になると帰宅する人の車がある程度は通る。
大人がたくさんいるときほど全員が全員「きっと誰かが見てるでしょ」という心理になるんでしょうね。
こういうの見ると、勝手ながらもやもやしてしまいます。
もっと根本的なところで、道路遊びの迷惑とか危険性とかを指導する取り組みを学校や自治体で行ってほしいな……と願っています。
ということで今日はここまで、最後までお読みいただきありがとうございます。
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